▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時開議
◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。
本日の会議は「
議事日程第7号」により会議を進めます。
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日程第1 議案第101号
専決処分の承認について(青森市
市税条例の一部を改正する条例の制定につ
いて) ~
日程第9 議案第111号 契約の締結について(青森市
中央卸売市場 卸荷降し
積込所等建設工事)
2 ◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第101号「
専決処分の承認について」から日程第9議案第111号「契約の締結について」まで、計9件を
一括議題といたします。
総務企画常任委員長の報告を求めます。18番
嶋田肇議員。
〔
議員嶋田肇君登壇〕
3 ◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから
総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は6月15日に開催し、
今期定例会において付託されました議案9件について審査をいたしました。
初めに、議案第101号「
専決処分の承認について」でありますが、本案については、
起立採決の結果、賛成多数をもって承認すべきものと決しました。
次に、議案第104号「青森市
特別理事の設置及び給与等に関する条例を廃止する条例の制定について」、議案第105号「青森市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第106号「青森市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第107号「青森市職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の計4件についてでありますが、各案件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第108号「青森市
市税条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、
起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第109号「財産の取得について」、議案第110号「契約の締結について」及び議案第111号「契約の締結について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答は、お手元に配付しております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
4 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
ただいまの各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
6 ◯議長(渋谷勲君) 1番
村川みどり議員、何号に御異議がありますか。
7 ◯1番(
村川みどり君) 議案第101号と議案第108号に異議があります。
8 ◯議長(渋谷勲君) まず、ただいまの
委員長報告中、議案第101号について御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第101号については、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
9 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第101号については
委員長報告のとおり決しました。
次に、ただいまの
委員長報告中、議案第108号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第108号については、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
10 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第108号については
委員長報告のとおり決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
11 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第10 陳情第6号 高齢者の
肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情(
継続審査中のもの)
日程第11 陳情第7号
乳幼児期の
ヒブワクチン接種の助成に関する陳情(
継続審査中のもの)
日程第12 議案第102号
専決処分の承認について(青森市
地域生活支援事業の実施に関する条例の一
部を改正する条例の制定について)
日程第13 請願第3号 青森市の乳幼児の
虫歯予防に関する請願
12 ◯議長(渋谷勲君) 日程第10陳情第6号「高齢者の
肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」から日程第13請願第3号「青森市の乳幼児の
虫歯予防に関する請願」までの計4件を
一括議題といたします。
民生環境常任委員長の報告を求めます。2番
舘田瑠美子議員。
〔
議員舘田瑠美子君登壇〕
13 ◯2番(
舘田瑠美子君) ただいまから
民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
初めに、さきの定例会において閉会中の
継続審査と決した陳情第6号「高齢者の
肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「
乳幼児期の
ヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、4月21日、5月21日に開催した本委員会では、内容に関連があることから
一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも
全員異議なくさらに閉会中の
継続審査すべきものと決しました。
次に、6月15日に開催した本委員会において、さきの委員会において閉会中の
継続審査すべきものと決した陳情2件及び
今期定例会において付託されました議案1件並びに請願1件について審査いたしました。
まず、陳情第6号「高齢者の
肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「
乳幼児期の
ヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件については、内容に関連があることから
一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも
全員異議なくさらに閉会中の
継続審査すべきものと決しました。
次に、議案第102号「
専決処分の承認について」でありますが、本案については、
全員異議なく承認すべきものと決しました。
次に、請願第3号「青森市の乳幼児の
虫歯予防に関する請願」についてでありますが、本請願については、
全員異議なく採択すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答は、お手元に配付いたしております
委員長報告書及び閉会中の
継続審査申出書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
14 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
ただいまの各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
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日程第14 議案第100号
専決処分の承認について(平成21年度青森市
一般会計補正予算(第10号))
日程第15 議案第103号 平成22年度青森市
一般会計補正予算(第1号)
17 ◯議長(渋谷勲君) 日程第14議案第100号「
専決処分の承認について」及び日程第15議案第103号「平成22年度青森市
一般会計補正予算」の計2件を
一括議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。11番
藤原浩平議員。
〔
議員藤原浩平君登壇〕(拍手)
18 ◯11番(
藤原浩平君) ただいまから
予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
まず6月15日、本
会議終了後に開催された
予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に
三上武志委員が選ばれましたので、報告をいたします。
次に、本委員会は6月17日及び6月18日に開催し、
今期定例会において付託されました議案第100号「
専決処分の承認について」及び議案第103号「平成22年度青森市
一般会計補正予算」の計2件について
一括議題として審査いたしました。
また、採決については、
議案ごとに諮ったところ、議案第100号「
専決処分の承認について」は、
全員異議なく承認すべきものと決し、議案第103号「平成22年度青森市
一般会計補正予算」については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答は、お手元に配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
19 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
14番
赤木長義議員。
〔
議員赤木長義君登壇〕(拍手)
21 ◯14番(
赤木長義君) 14番、公明党の
赤木長義でございます。
議案第103号「平成22年度青森市
一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場から討論いたします。
一般会計補正予算の歳入については、本市が
事業所税の
課税団体に指定されたことによる
事業所税の課税分と基金の取り崩しなどによるものです。また、歳出に目を向ければ、本市を取り巻く
経済情勢が依然として厳しい状況が続いている中で、本市においては、ことしの10月から新たに
事業所税が課税されることになっています。
事業所税の課税による新たな負担は、本市にある事業者の経営上の体力低下による
企業倒産やリストラ、
雇用調整など、
市民生活への影響が大変懸念されることから、本市独自の
助成制度を創設するための費用が計上されています。また、
小・中学校の児童・生徒が
学校生活を送る上で安全・安心な
教育環境を確保することのみならず、
小・中学校の体育館や校舎が
青森市民の災害時における
収容避難所として位置づけられていることもあり、その整備に要する費用も計上されています。
本市は、本年10月に行われる国勢調査において本市の人口が30万人を超えていれば、今後5年間は
事業所税課税団体となり、
事業所税を課税しなければなりません。青森市の平成22年3月31日現在の人口は30万4321人、5年前の旧浪岡町との合併時の人口が31万4786人であることから、この5年間の間に人口が1万465人減少しており、2年後の平成24年3月末には人口30万人を割り込む可能性が高く、
事業所税課税団体としての期間はわずか5年間のみということも考えられます。
事業所税は、目的税として基盤整備に役立たせる税ですが、5年間の限定では、その効果は余り期待できるものではないとの見方もできます。秋村議員や私を初め多くの議員が
事業所税について何らかの措置を求め、昨年の6月議会から多くの議論をしてまいりました。このような
助成制度が実現したことは、
鹿内市長を初め、
経済部並びに
企画財政部の職員、そして多くの職員の皆様の御尽力により実現できたものであり、心から感謝を申し上げます。3年間の時限的な制度とはいえ、日本で初めての画期的な
助成制度であり、
青森市内の多くの事業者と
青森市民の
雇用確保を守ることができます。本当にありがとうございます。
厳しい
経済環境が続くので、あえて要望いたしますが、今後の
経済状況いかんでは、この
助成制度の期間延長を求めることになります。その際には柔軟な対応をお願いしたいと思います。また、
企業誘致活動を進め、本市の雇用を守るためには、新たな
誘致企業に対するさらなる
助成制度は必要と認識します。全庁的な問題でもあり、また、急ぐ必要もあると思いますので、検討方を強く強く要望します。また、
小・中学校の校舎、体育館を整備することは、子どもの
教育環境の整備はもとより、市民の災害時の避難所として位置づけているものを整備することでもあります。
学校耐震化の国の予算は、一たん減額されたものを公明党が強く要望して予備費からの支出をかち取ったものです。青森市の
子どもたちだけでなく、
青森市民の安全・安心な生活を守るために、通学区域の再編とあわせながら、財政的なことも勘案しながら、耐震化が必要な学校には、建てかえや体育館への
暖房設備設置なども含め早期に実行していただきたいと思います。
ただいまの
委員長報告にもありましたけれども、6月17日、18日の両日にわたり、
会派持ち時間制の中で調整がうまくいかずに十分な質問ができない方もいたようですが、20名の委員により、時には熱く、そして冷静に議論し、全
委員異議なくこの
補正予算に賛成をしています。しかし、この
予算特別委員会の議論を通して新たな問題も出ているように思います。まず、談合・漏えい問題において、談合を認めた業者に対する
賠償金額が
請負金額の20%であることが適正であるかということです。この問題は、現下の
経済状況も踏まえるか踏まえないかとの問題もありますが、本市における
設計価格、
予定価格、低
入札基準価格の整合性も再検討しなければならない問題も含んでいますので、今後慎重な対応をお願いしたいと思います。また、新聞報道では、今月26日より
調査委員会が具体的な調査を始めるようですが、あくまでも多くの人が納得できるように、客観的に、そして再発防止がきちっとできるような対応をしていただきたいと思います。
また、
セントラルパークへの保健所の移設という問題も浮上しています。県の
申し入れのやり方に対し、百歩譲ったとしても、3月議会で
青森市議会が議決し、
元気プラザへ青森市保健所を移設することが決まっていることを知った上で検討を
申し入れるということは、
議会軽視という問題も含んでおり、間違っていると思います。
セントラルパークについては前々から議論している経緯があるのですから、1年くらい前から
公共施設の建設を含めた
申し入れがあってもいいはずです。ピンポイントで前置きもなく
公共施設、保健所という理屈はあり得ません。
市は、最少の経費で最大の効果を上げるという極めて基本的な考え方から、多くの議論をして、保健所に携わる人の
マンパワーが最大限に生かせるという考え方も踏まえ、
元気プラザという考え方に至ったわけですから、市の皆様が3月議会に提案した理由との整合性が全くなくなる上に、新たに高い経費をかけてつくる意味はどこにあるのでしょうか。どうやって市民に説明するのですか。
鹿内市長、市民とともにというあなたの政治姿勢とは違う手法ではありませんか。いずれにせよ、箱物をつくるのは市民の税金です。本当に新たに公的な施設が
セントラルパークに必要なのであれば、低
炭素モデルタウンに位置づける場所に一番必要な施設は何かを考えるべきではないでしょうか。私は、県の横車より、市の皆様方が下した
元気プラザへの
保健所移転を支持します。
自分たちが下して市議会が認めた判断に自信を持っていただきたい、その重みを認識していただきたいと思います。3月議会の議決を踏まえ、
青森市議会の議決を軽視しないことを明らかにする意味でも、一日でも早く
元気プラザ敷地への
予算執行を行うべきだと思います。
また、どうしてもさまざまな要因で県の顔色をうかがわなければならないのでしたら、新たな
公共施設の建設を私から提案したいと思います。
合併特例債を含めた有利な起債を利用できる箱物であるだけでなく、市民の利用度が非常に高く、今後、青い森鉄道の利便性も享受でき、また、駅に直結して建設できる可能性もある上、さらに、
鹿内市長の12の
市民センターを利用した
まちづくりの詳細も現状では明らかではないことを考慮し、慢性的に満車になっている駐車場の状況を考えれば、松原地区にある
中央市民センターを
青森空襲資料常設展示室とあわせて整備することも含めて
セントラルパークへ移転新築することのほうが、市民や議会の理解が得られるだけでなく、多くの市民のためにもなると思います。これは私の一方的な意見ではございますが、県の考える的外れな保健所の移設よりはよっぽどまともであり、
市民感覚に近い考えであると思いますので、御検討をぜひお願いしたいと思います。
また、
セントラルパークは低
炭素モデルタウンとして検討されるものですが、県は、青い
森セントラルパーク低
炭素型モデルタウン構想検討会の
特別顧問の先生が提唱している
プラチナネットワークを進める
プラチナ社会研究会の一部会員の企業体に、その土地をすべて購入させる方向で話を進めているとも聞いています。市も参画して低
炭素モデルタウンを進めていくのでしたら、一部の
住宅メーカーだけでなく、多くの
住宅メーカーによる低炭素の仕組みを取り込んださまざまな
モデルハウスをつくるべきです。仙台市の
泉パークタウンなどは、多数の
住宅メーカーの
モデルハウスを基本にすばらしい
まちづくりができています。見本にすべきと思います。また、多数の
住宅メーカーの
モデルハウスを参画させることで、地元の企業や職人さんに仕事が回っていくと思いますので、県が主張すると言われる一部の
住宅メーカーを中心とした企業ありきの手法ではなく、多くの市民に理解される仕組みをぜひ考えていただきたいと強く要望します。
以上申し上げ、議案第103号「平成22年度青森市
一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場からの討論といたします。御清聴まことにありがとうございました。
22 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
両案については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第16
新幹線対策について ~
日程第19
議会広報について
24 ◯議長(渋谷勲君) 日程第16「
新幹線対策について」から日程第19「
議会広報について」まで、計4件を
一括議題といたします。
各案件については、各
特別委員長から
会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の
継続審査の申し出があります。
25 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
各
特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
26 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各
特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに決しました。
──────────────────────────
日程第20 議案第112号 財産区管理委員の選任について
27 ◯議長(渋谷勲君) 日程第20議案第112号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
鹿内市長。
〔市長鹿内博君登壇〕
28 ◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第112号について御説明申し上げます。
平成19年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました清水財産区管理委員外崎吉善氏は、去る平成22年3月17日をもって辞任いたしました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、羽賀保氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
また、平成20年第4回定例会において議会の御同意の上選任されました新城財産区管理委員倉内健一氏は、去る平成22年4月19日をもって辞任いたしました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、浅利義雄氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
また、平成18年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました清水財産区管理委員秋田市郎氏、桐沢財産区管理委員奥崎繁光氏、深沢第二(川目平)財産区管理委員石川穹氏、小泉才助氏、八重菊第二(萱の茶屋)財産区管理委員千葉清光氏、新城財産区管理委員山口一男氏、土橋財産区管理委員田邊鉄郎氏、野内財産区管理委員小笠原稔氏、山谷久三郎氏、貝森秀雄氏は、去る6月24日、本日6月25日、来る6月26日及び6月29日をもってそれぞれ任期が満了し、または満了することになります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、清水財産区管理委員秋田市郎氏の後任には赤田雄樹氏が、深沢第二(川目平)財産区管理委員小泉才助氏の後任には小泉洋一郎氏が適任と認められますので、それぞれ選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
そこで、私が大変疑問に思うのは、経費を減らすのは日常的にもさまざま、私どももいろいろな会議でこれまでも何度か提案してきたんですが、例えば報酬、手当、海外旅費、政務調査費、出務手当、これらの削減や廃止に対して自民党会派は今まですごく消極的だったでしょう。これだって経費削減の大事なところですよ。それでいて議員の人数削減には非常に熱心だというところには非常に矛盾があるんじゃないかと思いますが、その点についてどう思いますか。
それから、先ほども市それぞれの実情があると言って、定数はそれぞれが考えればいいということを答弁していましたけれども、例えば、青森市の場合は東郡の町村との合併をかなり繰り返してきました。ですから、私は、そういう合併を繰り返してきた旧町村の地域からもできるだけ議員が出て、その地域の意見を反映すべきだと思うんです。つい最近では旧浪岡町と合併して、残念ながら現在2人しかいないわけです。議会を活性化する上で、各旧町村の地域からもどんどん議員を出すという点からも、議員定数削減というのは障害をつくり出すんじゃないかと思いますが、その点についてもお答えいただきたいと思います。
67 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。
68 ◯39番(大矢保君) 再々度ですが、経費を減らすのに自民党は議員の削減だけをやって消極的な考え方だということですが、それは各派代表者会議で皆さんで決めることであって、別に自民党が消極的だと私は思っていません。どれが多くてどれが少ないのかと大いに議論するのは私は賛成であります。また、海外視察とか、そういうのは私ははっきり言ってむだかなと思いつつありますので、その点もまた議論をしていきたいと思っています。
旧浪岡町の議員が今2人だという話ですが、合併のときに、旧浪岡町に何人ぐらい定数が必要ですかというお話まで進んでいて、人口で比べれば最低でも3人ぐらいは必要じゃないですかと合併協議会のときにお話ししました。そうしたら、旧浪岡町のほうから、いいんだよ、もう合併して対等合併なんだから、みんな一緒にやるべきじゃないかというような話が出て、それで統一して定数を決めて、旧浪岡町には特区を設けないということで選挙をやったはずだと私は記憶しております。
今、大沢議員が、地域から―合併を繰り返して、昭和37年ぐらいに旧野内村と合併して最後だったと思いますけれども、当初は地域の中から議員が出てという話はあったと思いますけれども、今は交通の便とかもかなりよくなって、どこにでも出かけられるようになったということもあるし、また、さっき奈良岡議員が言いました議会基本条例という中で、どしどし議員が地域に出ていくということであれば、そういうのは解消されるのではないかと今から思っておりますので、よろしくお願いします。
69 ◯議長(渋谷勲君) 21番大沢研議員。
70 ◯21番(大沢研君) 私はやはり、議員がそれぞれの役割を果たすという点でも、議員定数をどんどん減らすという考え方には反対です。もう既に合併後1度削減をしているわけですから、行政のチェック機能、地域住民の声を反映すること、そういう点から見れば、議員定数をこれ以上減らすということでは十分な議員の責務が果たせないと思いますので、その点を強調して私の質問を終わりたいと思います。
71 ◯議長(渋谷勲君) これにて質疑を終結いたします。
72 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
73 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番
村川みどり議員。
〔議員
村川みどり君登壇〕(拍手)
74 ◯1番(
村川みどり君) 日本共産党の
村川みどりです。
議員提出議案第16号「
青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」に反対の立場から討論を行います。
地方自治法第91条第2項が定める青森市の法定上限は46人となっています。現在は既に5人も少なく、さらに3人も減らすことになれば、東北県都では1番の削減数となり、県内各市では黒石市に次いで2番目の削減数です。中核市40市の中で8人以上削減しているのは2割にすぎません。人口1万人に1人というのも、法的根拠も科学的根拠もありません。市民には多様な意見があり、さまざまな要望があります。合併された浪岡では、旧浪岡町在住の議員が2人になってしまい、ますます地域の声を隅々から酌み上げることが大事となっています。市議会は、本来、市民の声をできる限り反映することが議会制民主主義の基本です。定数削減では市民の声が届きにくくなるとともに、市民の政治参加を狭めることになります。
地方自治体は、執行機関である首長と議事機関である議会という、ともに住民の直接選挙で選ばれた機関で構成されています。議員の役割とは、1つに、一人一人の議員を通じて執行部に対し住民の要求を伝える役割、2つに、地方自治体という団体意思の決定を行う議事機関としての役割、3つに、執行部に対する監視機能としての役割があります。2006年2月に発表された全国市議会議長会・都市行政問題研究会の「分権時代における市議会のあり方」に関する調査研究報告書では、議会の役割として、政策提言や監視機能を十分に果たすためには、相応の議員定数が不可欠である。単に議員定数を減らしているのみでは議会改革たり得ず、削減ありきの議論ばかりでは、議会制民主主義の成熟にはつながらないとしています。同年3月に
都道府県議会制度研究会の報告でも、議会は地域における政治の機関であり、行政体制の一部ではない。議員定数の問題は、単に行政の簡素合理化と同じ観点から論ずる問題ではないとして、議員定数は議会の審議能力、住民意思の適正な反映を確保することを基本とすべきであり、議会の役割がますます重要になっている現状においては、単純な一律削減論は適当でない。競って定数削減を行うことは、地方における少数の意見を排除することになりかねないと定数削減に異を挟んでいます。このように、地方分権時代において議会に求められていることは、議員定数の機械的な削減ではなく、住民の多様なニーズや意思を正確に反映できるだけの議員数であり、議会、議員の本来の役割が発揮できるよう質的向上を図ることです。
第1回定例会での定数削減条例改正の提出理由は、雇用情勢の悪化と長引く景気低迷で財源の確保が厳しく、議会も行政と市民と一体となって変革が求められているとしています。しかし、これほどまでに市民の暮らしを疲弊させ、社会保障を削減し、構造改革路線を推進してきたのは旧自公政権です。定数削減すれば雇用情勢が改善するのでしょうか。景気がよくなるとでも言うのでしょうか。経費削減を主張するのであれば、議員報酬の削減や費用弁償の廃止、議員の海外視察の見直しなど、こうしたところにメスを入れることこそ必要ではないでしょうか。また、今必要なのは、議会の中身の見直しです。条例提出権の行使や議会の活力を高め、住民参加、情報公開を加速し、議会への信頼回復を図ることです。市民の中に、議員が多過ぎるという声があるとすれば、市議会、議員の質が問われているのであり、今必要なのは、単純な定数削減ではなく、議会、議員に対する不信感を取り除くための議会改革をさらに前に進めることです。
議会はどうあるべきかという全体像の議論抜きの議会改革と無縁な議員定数削減は、民意を削り、市民の参政権を削り、議会制民主主義の拡充に反するものであり、認めることはできません。
以上申し上げ、反対討論といたします。ありがとうございました。(拍手)
75 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第16号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第16号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
76 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第22 議員提出議案第17号 森林・林業再生プランの実現に向けた関連施策を求める意見書 ~
日程第24 議員提出議案第19号 細菌性髄膜炎から
子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を国
で実施することを求める意見書
77 ◯議長(渋谷勲君) 日程第22議員提出議案第17号「森林・林業再生プランの実現に向けた関連施策を求める意見書」から日程第24議員提出議案第19号「細菌性髄膜炎から
子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を国で実施することを求める意見書」までの計3件を
一括議題といたします。
78 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第17号から議員提出議案第19号までの計3件については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
79 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
80 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第17号から議員提出議案第19号までの計3件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
81 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については原案のとおり可決されました。
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日程第25 議員提出議案第20号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書
82 ◯議長(渋谷勲君) 日程第25議員提出議案第20号「EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書」を議題といたします。
83 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第20号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
84 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
2番
舘田瑠美子議員。
〔
議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手)
86 ◯2番(
舘田瑠美子君) 日本共産党の
舘田瑠美子です。
議員提出議案第20号「EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。
この20年間、WTO農業協定を絶対化した政府によって、輸入自由化や農業構造改革が押しつけられ、農産物価格の暴落で農家経営が圧迫されてきました。また、残留農薬基準が大幅に緩和されたもとでの輸入農産物の激増によって、食料自給率の低下とともに、食の安全が大きく脅かされてきました。こうした中で、自公政権がEPA(経済連携協定)戦略を打ち出し、メキシコ、タイ、フィリピンなどとの協定が結ばれ、オーストラリア、インドとの交渉を行い、政権交代した鳩山政権も交渉を継続していました。日本とオーストラリアの間でEPAが結ばれると、関税ゼロでオーストラリアの牛肉、乳製品、小麦、砂糖が輸入されることになり、特に主産地の北海道は壊滅的な影響を受けることになります。
普天間と政治と金の問題で、国民的な失望と怒りの前に政権を投げ出した鳩山首相は、農産物の輸入自由化の問題で、辞任のどさくさに紛れるように辞任3日前に行った日中韓首脳会談と辞任前日に行った閣僚懇談会で、日韓EPAの早期交渉再開、インドなどとのEPA交渉の推進、日中韓FTA(自由貿易協定)産官学共同研究への積極的参画、FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)、要するに日本がFTA、EPAを結んでいない主な国、アメリカ、中国、オーストラリア、カナダ、韓国など、東南アジア・太平洋レベルでのFTAを結ぶ、しかも質の高い経済連携という言い方で、日本の都合で農産物に配慮するなどということもしないという危険な置き土産を置いて辞任したのです。
農産物輸出国のねらいは関税の撤廃であり、一たん交渉が始まれば、取り返しのつかない事態を招くことは避けられません。このような自由化を進めれば、日本農業は壊滅的な状況に陥ることは必至です。農林水産省は、オーストラリアとのFTAが結ばれれば、全国の小麦と砂糖生産は壊滅し、牛肉、乳製品生産は半減すると試算しています。また、衆参両院の農林水産委員会は、06年12月に、重要品目が除外されない場合は交渉中断も含め厳しい判断をもって臨むことを政府に要求するという異例の決議を民主党も含めて満場一致で採択したほどです。
しかし、菅直人新政権は、オーストラリア、韓国、ヨーロッパ連合(EU)とのFTA交渉を2013年までに妥結させる方針を固めたと報道されています。国際的な食糧危機の中で、食糧を外国に依存する農業政策をやめて、食料自給率の引き上げこそが急がれているのではないでしょうか。そして、今では94%に達している、外国産より高くても安全な国内産をという国民の声にこたえる農業政策こそ求められているのではないでしょうか。
以上を申し上げ、議員各位の御賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。(拍手)
87 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
88 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
89 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第26 議員提出議案第21号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書
90 ◯議長(渋谷勲君) 日程第26議員提出議案第21号「備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書」を議題といたします。
91 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第21号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
92 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
11番
藤原浩平議員。
〔
議員藤原浩平君登壇〕(拍手)
94 ◯11番(
藤原浩平君) 日本共産党の
藤原浩平です。
議員提出議案第21号「備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。
民主党政権が目玉とする戸別所得補償は、当初の期待と異なり、農家や関係者の間に戸惑いや不信感を広げています。今年度、水田だけを先行させたモデル事業がスタートする中で、生産の現場には大きな問題が噴き出しています。1つは、所得補償の水準が低過ぎ、米価の暴落を放置しているために、問題解決の展望が見えないことです。所得補償の金額の根拠となっている標準的な生産費を1俵当たり1万3703円としていますが、この額は農林水産省自身が公表している米の生産費1俵1万6497円より大幅に低く、補償が全く不十分です。加えて米価がどんどん下がった場合、追加補てんの基準となる標準販売価格も下がり、十分な補てんにならないという不安も出されています。しかも、補償額が全国一律であるために、生産費の高い地方などでは赤字の一部を補てんするにとどまり、稲作経営の困難を解消することができません。
しかも、民主党政権は、米価を支えるための政府買い入れはしないと一貫して主張し、現実に進んでいる09年度米の暴落を放置してきました。買い入れ自体には応じたものの、買い入れ価格を低く抑えました。さらに、豊作の際の過剰米処理の仕組みを廃止するなど、米価の下落を促進する役割さえ果たしています。農家が所得補償される分、安くさせてもらうと、各地で米卸業者などによる新たな買いたたきも広がっています。暴落を野放しにしたまま所得補償でカバーしようとすれば、補償に必要な予算が限りなく膨れ上がり、制度の破綻は必至です。
したがって、米戸別所得補償モデル事業の円滑な運営にとっても、米の再生産や食料自給率を向上させるためにも、下落した米価を回復させ、価格の安定を支えることは緊急の課題になっています。米の市場価格の安定に政府が責任を果たすことが必要です。米の生産調整に政府が一定の役割を果たすとともに、豊作や消費減などによる余剰米が発生した場合、政府買い入れをふやすことによって需給調整を図るべきです。当面、09年度産米の暴落を回避するため、市場にだぶついている30万トン以上を適正な価格で緊急に買い取るとともに、大手流通企業による買いたたきなどを規制するルールを確立することが極めて必要です。
以上申し上げて賛成討論といたします。(拍手)
95 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
96 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
97 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時47分休憩
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午後1時開議
98 ◯議長(渋谷勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第27 議員提出議案第22号 沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書
99 ◯議長(渋谷勲君) 日程第27議員提出議案第22号「沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書」を議題といたします。
100 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第22号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
101 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
1番
村川みどり議員。
〔議員
村川みどり君登壇〕(拍手)
103 ◯1番(
村川みどり君) 日本共産党の
村川みどりです。
議員提出議案第22号「沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
鳩山前首相は、アメリカ軍の普天間飛行場を直ちに撤去し、沖縄県に新しい基地をつくらせないという沖縄県民の総意と多くの日本国民の願いを踏みにじり、公約に反して日米共同声明の中に移設先として辺野古という地名を書き込みました。そのことに対する沖縄県民と日本国民の怒りの大きさによって、鳩山政権は退陣に追い込まれました。日米合意は、沖縄県民が普天間基地の即時閉鎖、返還を要求し、県内移設反対の意思を繰り返し突きつけているのに、その意思を踏みにじって名護市辺野古に新基地をつくって県内移設を強行し、訓練移転の名で鹿児島県徳之島や全国に分散するものであり、被害を拡散する最悪の取り決めです。
沖縄県民は、4月の県民大会に、県知事や41自治体首長を初め9万人もが参加し、文字通り島ぐるみで県内移設反対の意思を示してきました。日米合意の後もその意思は全く揺るがず、地元紙などの調査でも84%が県内移設に反対しています。菅首相が日米合意を踏まえると繰り返し、県内移設を押しつけようとしても、県民の合意が得られるはずがありません。菅政権になって重大なのは、首相や閣僚が、県民の合意を得られなくても日米合意をごり押しする姿勢をむき出しにしていることです。首相は、誠心誠意説明し理解を求めていくとはいうものの、県民の合意を得ることを前提にしていません。岡田外相や北沢防衛相は、日米合意で8月までに決めることになっている基地の配置や工法について、沖縄県の合意を求めなければならないものではないと言っています。
そもそも普天間基地を初めとした沖縄県の多くの米軍基地には、太平洋戦争末期に米軍が沖縄県を占領した際、住民を収容所に囲い込んで土地を奪って建設し、その後、返還を求めた住民をさらにけん銃とブルドーザーで押しのけて拡張されてきたという歴史があります。この米軍の土地強奪は戦時国際法にも違反した暴挙であり、土地を不当に奪われた沖縄県民が返還を求めるのは当然の権利、当然の要求です。民有地を無法に強奪され、戦後65年にわたる基地の重圧、繰り返されてきた痛ましい事故や事件など、忍耐の限界を超えている歴史の蓄積があります。それが今、抑えようもなく噴き出しています。県内移設の方針は県民の総意に背き、県民の合意が得られることは絶対にあり得ない方針です。普天間問題の解決の道は、日米合意を白紙撤回し、移設条件なしの撤去、無条件撤去を求めてアメリカと本腰を入れて交渉を始めることしかありません。
議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論といたします。(拍手)
104 ◯議長(渋谷勲君) 次に、23番三上武志議員。
〔議員三上武志君登壇〕(拍手)
105 ◯23番(三上武志君) 社会民主党の三上武志でございます。
私は、同意見書に賛成の立場から、以下、討論に参加したいと思います。村川議員との重複をできるだけ避けてまとめたつもりでございます。多少長いんですが、我慢してください。
沖縄県での本土決戦、米国による占領支配、そして日本全体の75%にも及ぶ基地機能の押しつけと、沖縄県民は長年苦悩し続けてきました。この苦悩を理解し、その解決に努めることは日本の責務であり、鳩山連立内閣に課せられた最大の役割の一つであります。しかし、できれば国外へ、最低でも県外へという鳩山前首相自身の約束はみずからによってほごにされ、もとの辺野古案に逆戻りしてしまいました。日米関係の見直しを掲げ、日米間の対等な関係を目指すとした鳩山内閣が、なぜそこに大胆に切り込むことができなかったのか。そこには幾つかの理由があると思っております。
第1は、海兵隊の抑止力論への屈服であります。鳩山前首相は、いろいろと、そして深く学べば学ぶほど、海兵隊の役割、抑止力が日本にとって重要であることがわかったと、恥をも知らずに言ってのけました。官僚支配排除であったはずの民主党が、結局は官僚のシナリオ、主張に動かされたと言わざるを得ないと思っております。そもそも海兵隊は、世界で起こっている米国の戦争、紛争等への支援のために、いつでもどこへでも出撃をするまさに突撃隊、殴り込み部隊であって、日本にとどまって日本国内の治安維持のために存在する部隊ではありません。世界の中で海兵隊を抑止力で考えているのは日本の政治家と官僚だけであり、笑い話の一つとして語られているということを知らなければならないと思います。
第2は、今回の普天間基地返還問題を含め、日米の関係が安保条約の取り決めと違うところで進められている問題であります。沖縄県が復帰前と何ら変わらない軍事的重圧にさらされる一方で、あるときを境に日米同盟というものが大手を振ってひとり歩きをするようになってしまいました。2005年10月29日、日米両国間でまとめられた「日米同盟:未来のための変革と再編」の中に、日米同盟という概念、規定が新たに明記され、それが今ひとり歩きを始めたのであります。日米同盟関係が大事というたった一言でこのことが正当化され、安保条約すら棚上げにされているのが現実であります。そもそも日米同盟は条約ではありません。つまり、条約でもない単なる共同声明、共同宣言で重要事項が決められ、国会の承認の必要もない超法規的なやり方が今も残念ながらまかり通っているのであります。私は、新政権、おまえもかとの思いであります。
安保改定から50年、戦後65年もの時間が経過した今日もなお、これだけの軍事基地を押しつけられている国はほかにはありません。米軍基地の存在は、日本の防衛どころかアジアの平和を脅かす元凶となっているのであり、今求められているのは基地の縮小、返還であります。米国は、みずからの方針として普天間基地を2014年までにグアムへ移設することを決めました。だから、その移設によって辺野古への新基地建設があるわけではなく、あくまで米国が自由に使える新基地が欲しいという勝手な彼らの願いに便宜を日本が図っているだけのことであります。新基地が必要な根拠は全くありません。
我々が今なすべきことは、何よりもまず、普天間基地の全面返還を米国の責任において速やかに実現させること、そして、日米の従属的軍事同盟関係を改め、対等で平和的な日米関係を構築することであります。どうか沖縄県民の悲願であります普天間基地の無条件撤去を求める当意見書に御賛同を賜りますようにお願い申し上げまして、賛成討論を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手)
106 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
107 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
108 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第28 議員提出議案第23号 後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書
109 ◯議長(渋谷勲君) 日程第28議員提出議案第23号「後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書」を議題といたします。
110 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第23号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
11番
藤原浩平議員。
〔
議員藤原浩平君登壇〕(拍手)
113 ◯11番(
藤原浩平君) 日本共産党の
藤原浩平です。
議員提出議案第23号「後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
自公政権が08年4月実施を強行した後期高齢者医療制度に全国の高齢者が不満を募らせ、怒りの声を上げました。75歳という年齢を重ねただけで、今まで入っていた国保や健保から追い出されるという差別医療は世界に例がありません。しかも、年金から天引きで、2年ごとに際限なく保険料が引き上げられ、受けられる医療内容も別立てで制限されました。怒りの声は全国を席巻しました。これを背景に、民主党、日本共産党、社民党、国民新党の4党が後期高齢者医療制度即時廃止法案として08年6月に参議院に提出し、可決されました。
昨年8月の総選挙でもこの問題が争点の一つになり、民主党も後期高齢者医療制度の速やかな撤廃を公約にしました。ところが、民主党政権は、新しい制度をつくる4年先まで撤廃を先送りにするという方針に転換しました。この公約違反に対して多くの怒りが広がりました。4年も待てないという強い怒りであります。しかも、総選挙後、公約した国としての保険料の負担軽減策を実行しないことにしました。このため多くの
都道府県でこの4月からの保険料が値上げになるという事態も、怒りに火を注いでいます。それに加えて、最近明らかになりつつあるのが、4年後につくるという新しい制度とは何かという問題です。この間、厚生労働省の試案が報じられ、怒りの波紋が広がっています。その試案とは、65歳以上の高齢者を国保に加入させた上で、現役世代とは別勘定にするという制度であります。別勘定というところが重大です。国民が後期高齢者医療制度に激しく反対した最大の理由は、75歳以上を別勘定にして差別医療を強いることにありました。高齢者だけを別勘定にすれば、際限のない負担増は避けられない。これがうば捨て山という批判になって広がったのであります。ところが、75歳を65歳にして別勘定にするということが新しい制度の素案として出されています。これは、高齢者を差別するうば捨て山の拡大ではありませんか。4年待たされたあげく、うば捨て山の入山年齢を10歳前倒しさせられることになったら、二重三重に許すわけにはいきません。こんなとんでもない試案が出てきているもとで、後期高齢者医療制度の即時廃止をすることは、いよいよ急務となっているのであります。
以上、本意見書に対する賛成討論といたします。(拍手)
114 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
115 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
116 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第29 議員提出議案第24号 アメリカ産牛肉の輸入制限撤廃、緩和に反対する意見書
117 ◯議長(渋谷勲君) 日程第29議員提出議案第24号「アメリカ産牛肉の輸入制限撤廃、緩和に反対する意見書」を議題といたします。
118 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第24号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
119 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
120 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番
村川みどり議員。
〔議員
村川みどり君登壇〕(拍手)
121 ◯1番(
村川みどり君) 日本共産党の
村川みどりです。