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  1. 青森市議会 2010-06-25
    平成22年第2回定例会(第7号) 本文 2010-06-25


    取得元: 青森市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前10時開議 ◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。           ────────────────────────── 日程第1 議案第101号 専決処分の承認について(青森市市税条例の一部を改正する条例の制定につ             いて) ~ 日程第9 議案第111号 契約の締結について(青森市中央卸売市場 卸荷降し積込所等建設工事) 2 ◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第101号「専決処分の承認について」から日程第9議案第111号「契約の締結について」まで、計9件を一括議題といたします。  総務企画常任委員長の報告を求めます。18番嶋田肇議員。   〔議員嶋田肇君登壇〕 3 ◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  本委員会は6月15日に開催し、今期定例会において付託されました議案9件について審査をいたしました。  初めに、議案第101号「専決処分の承認について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第104号「青森市特別理事の設置及び給与等に関する条例を廃止する条例の制定について」、議案第105号「青森市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第106号「青森市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第107号「青森市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の計4件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第108号「青森市市税条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号「財産の取得について」、議案第110号「契約の締結について」及び議案第111号「契約の締結について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 4 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(渋谷勲君) 1番村川みどり議員、何号に御異議がありますか。 7 ◯1番(村川みどり君) 議案第101号と議案第108号に異議があります。 8 ◯議長(渋谷勲君) まず、ただいまの委員長報告中、議案第101号について御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第101号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 9 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第101号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいまの委員長報告中、議案第108号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第108号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 10 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第108号については委員長報告のとおり決しました。  次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第10 陳情第6号 高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの) 日程第11 陳情第7号 乳幼児期ヒブワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの) 日程第12 議案第102号 専決処分の承認について(青森市地域生活支援事業の実施に関する条例の一             部を改正する条例の制定について) 日程第13 請願第3号 青森市の乳幼児の虫歯予防に関する請願 12 ◯議長(渋谷勲君) 日程第10陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」から日程第13請願第3号「青森市の乳幼児の虫歯予防に関する請願」までの計4件を一括議題といたします。  民生環境常任委員長の報告を求めます。2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕 13 ◯2番(舘田瑠美子君) ただいまから民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  初めに、さきの定例会において閉会中の継続審査と決した陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期ヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、4月21日、5月21日に開催した本委員会では、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。  次に、6月15日に開催した本委員会において、さきの委員会において閉会中の継続審査すべきものと決した陳情2件及び今期定例会において付託されました議案1件並びに請願1件について審査いたしました。  まず、陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期ヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件については、内容に関連があることから一括議題として審査しましたが、両陳情については、いずれも全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。  次に、議案第102号「専決処分の承認について」でありますが、本案については、全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、請願第3号「青森市の乳幼児の虫歯予防に関する請願」についてでありますが、本請願については、全員異議なく採択すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 14 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第14 議案第100号 専決処分の承認について(平成21年度青森市一般会計補正予算(第10号)) 日程第15 議案第103号 平成22年度青森市一般会計補正予算(第1号) 17 ◯議長(渋谷勲君) 日程第14議案第100号「専決処分の承認について」及び日程第15議案第103号「平成22年度青森市一般会計補正予算」の計2件を一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。11番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手) 18 ◯11番(藤原浩平君) ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。  まず6月15日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に三上武志委員が選ばれましたので、報告をいたします。  次に、本委員会は6月17日及び6月18日に開催し、今期定例会において付託されました議案第100号「専決処分の承認について」及び議案第103号「平成22年度青森市一般会計補正予算」の計2件について一括議題として審査いたしました。  また、採決については、議案ごとに諮ったところ、議案第100号「専決処分の承認について」は、全員異議なく承認すべきものと決し、議案第103号「平成22年度青森市一般会計補正予算」については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。  以上をもって本委員会の報告を終わります。 19 ◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  14番赤木長義議員。   〔議員赤木長義君登壇〕(拍手) 21 ◯14番(赤木長義君) 14番、公明党の赤木長義でございます。  議案第103号「平成22年度青森市一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場から討論いたします。  一般会計補正予算の歳入については、本市が事業所税課税団体に指定されたことによる事業所税の課税分と基金の取り崩しなどによるものです。また、歳出に目を向ければ、本市を取り巻く経済情勢が依然として厳しい状況が続いている中で、本市においては、ことしの10月から新たに事業所税が課税されることになっています。事業所税の課税による新たな負担は、本市にある事業者の経営上の体力低下による企業倒産やリストラ、雇用調整など、市民生活への影響が大変懸念されることから、本市独自の助成制度を創設するための費用が計上されています。また、小・中学校の児童・生徒が学校生活を送る上で安全・安心な教育環境を確保することのみならず、小・中学校の体育館や校舎が青森市民の災害時における収容避難所として位置づけられていることもあり、その整備に要する費用も計上されています。  本市は、本年10月に行われる国勢調査において本市の人口が30万人を超えていれば、今後5年間は事業所税課税団体となり、事業所税を課税しなければなりません。青森市の平成22年3月31日現在の人口は30万4321人、5年前の旧浪岡町との合併時の人口が31万4786人であることから、この5年間の間に人口が1万465人減少しており、2年後の平成24年3月末には人口30万人を割り込む可能性が高く、事業所税課税団体としての期間はわずか5年間のみということも考えられます。事業所税は、目的税として基盤整備に役立たせる税ですが、5年間の限定では、その効果は余り期待できるものではないとの見方もできます。秋村議員や私を初め多くの議員が事業所税について何らかの措置を求め、昨年の6月議会から多くの議論をしてまいりました。このような助成制度が実現したことは、鹿内市長を初め、経済部並び企画財政部の職員、そして多くの職員の皆様の御尽力により実現できたものであり、心から感謝を申し上げます。3年間の時限的な制度とはいえ、日本で初めての画期的な助成制度であり、青森市内の多くの事業者と青森市民雇用確保を守ることができます。本当にありがとうございます。  厳しい経済環境が続くので、あえて要望いたしますが、今後の経済状況いかんでは、この助成制度の期間延長を求めることになります。その際には柔軟な対応をお願いしたいと思います。また、企業誘致活動を進め、本市の雇用を守るためには、新たな誘致企業に対するさらなる助成制度は必要と認識します。全庁的な問題でもあり、また、急ぐ必要もあると思いますので、検討方を強く強く要望します。また、小・中学校の校舎、体育館を整備することは、子どもの教育環境の整備はもとより、市民の災害時の避難所として位置づけているものを整備することでもあります。学校耐震化の国の予算は、一たん減額されたものを公明党が強く要望して予備費からの支出をかち取ったものです。青森市の子どもたちだけでなく、青森市民の安全・安心な生活を守るために、通学区域の再編とあわせながら、財政的なことも勘案しながら、耐震化が必要な学校には、建てかえや体育館への暖房設備設置なども含め早期に実行していただきたいと思います。  ただいまの委員長報告にもありましたけれども、6月17日、18日の両日にわたり、会派持ち時間制の中で調整がうまくいかずに十分な質問ができない方もいたようですが、20名の委員により、時には熱く、そして冷静に議論し、全委員異議なくこの補正予算に賛成をしています。しかし、この予算特別委員会の議論を通して新たな問題も出ているように思います。まず、談合・漏えい問題において、談合を認めた業者に対する賠償金額請負金額の20%であることが適正であるかということです。この問題は、現下の経済状況も踏まえるか踏まえないかとの問題もありますが、本市における設計価格予定価格、低入札基準価格の整合性も再検討しなければならない問題も含んでいますので、今後慎重な対応をお願いしたいと思います。また、新聞報道では、今月26日より調査委員会が具体的な調査を始めるようですが、あくまでも多くの人が納得できるように、客観的に、そして再発防止がきちっとできるような対応をしていただきたいと思います。  また、セントラルパークへの保健所の移設という問題も浮上しています。県の申し入れのやり方に対し、百歩譲ったとしても、3月議会で青森市議会が議決し、元気プラザへ青森市保健所を移設することが決まっていることを知った上で検討を申し入れるということは、議会軽視という問題も含んでおり、間違っていると思います。セントラルパークについては前々から議論している経緯があるのですから、1年くらい前から公共施設の建設を含めた申し入れがあってもいいはずです。ピンポイントで前置きもなく公共施設、保健所という理屈はあり得ません。  市は、最少の経費で最大の効果を上げるという極めて基本的な考え方から、多くの議論をして、保健所に携わる人のマンパワーが最大限に生かせるという考え方も踏まえ、元気プラザという考え方に至ったわけですから、市の皆様が3月議会に提案した理由との整合性が全くなくなる上に、新たに高い経費をかけてつくる意味はどこにあるのでしょうか。どうやって市民に説明するのですか。鹿内市長、市民とともにというあなたの政治姿勢とは違う手法ではありませんか。いずれにせよ、箱物をつくるのは市民の税金です。本当に新たに公的な施設がセントラルパークに必要なのであれば、低炭素モデルタウンに位置づける場所に一番必要な施設は何かを考えるべきではないでしょうか。私は、県の横車より、市の皆様方が下した元気プラザへの保健所移転を支持します。自分たちが下して市議会が認めた判断に自信を持っていただきたい、その重みを認識していただきたいと思います。3月議会の議決を踏まえ、青森市議会の議決を軽視しないことを明らかにする意味でも、一日でも早く元気プラザ敷地への予算執行を行うべきだと思います。  また、どうしてもさまざまな要因で県の顔色をうかがわなければならないのでしたら、新たな公共施設の建設を私から提案したいと思います。合併特例債を含めた有利な起債を利用できる箱物であるだけでなく、市民の利用度が非常に高く、今後、青い森鉄道の利便性も享受でき、また、駅に直結して建設できる可能性もある上、さらに、鹿内市長の12の市民センターを利用したまちづくりの詳細も現状では明らかではないことを考慮し、慢性的に満車になっている駐車場の状況を考えれば、松原地区にある中央市民センター青森空襲資料常設展示室とあわせて整備することも含めてセントラルパークへ移転新築することのほうが、市民や議会の理解が得られるだけでなく、多くの市民のためにもなると思います。これは私の一方的な意見ではございますが、県の考える的外れな保健所の移設よりはよっぽどまともであり、市民感覚に近い考えであると思いますので、御検討をぜひお願いしたいと思います。  また、セントラルパークは低炭素モデルタウンとして検討されるものですが、県は、青い森セントラルパーク炭素型モデルタウン構想検討会特別顧問の先生が提唱しているプラチナネットワークを進めるプラチナ社会研究会の一部会員の企業体に、その土地をすべて購入させる方向で話を進めているとも聞いています。市も参画して低炭素モデルタウンを進めていくのでしたら、一部の住宅メーカーだけでなく、多くの住宅メーカーによる低炭素の仕組みを取り込んださまざまなモデルハウスをつくるべきです。仙台市の泉パークタウンなどは、多数の住宅メーカーモデルハウスを基本にすばらしいまちづくりができています。見本にすべきと思います。また、多数の住宅メーカーモデルハウスを参画させることで、地元の企業や職人さんに仕事が回っていくと思いますので、県が主張すると言われる一部の住宅メーカーを中心とした企業ありきの手法ではなく、多くの市民に理解される仕組みをぜひ考えていただきたいと強く要望します。  以上申し上げ、議案第103号「平成22年度青森市一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場からの討論といたします。御清聴まことにありがとうございました。 22 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  両案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については委員長報告のとおり決しました。           ────────────────────────── 日程第16 新幹線対策について ~ 日程第19 議会広報について 24 ◯議長(渋谷勲君) 日程第16「新幹線対策について」から日程第19「議会広報について」まで、計4件を一括議題といたします。  各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 25 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。           ────────────────────────── 日程第20 議案第112号 財産区管理委員の選任について 27 ◯議長(渋谷勲君) 日程第20議案第112号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鹿内市長。   〔市長鹿内博君登壇〕 28 ◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第112号について御説明申し上げます。  平成19年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました清水財産区管理委員外崎吉善氏は、去る平成22年3月17日をもって辞任いたしました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、羽賀保氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。  また、平成20年第4回定例会において議会の御同意の上選任されました新城財産区管理委員倉内健一氏は、去る平成22年4月19日をもって辞任いたしました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、浅利義雄氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。  また、平成18年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました清水財産区管理委員秋田市郎氏、桐沢財産区管理委員奥崎繁光氏、深沢第二(川目平)財産区管理委員石川穹氏、小泉才助氏、八重菊第二(萱の茶屋)財産区管理委員千葉清光氏、新城財産区管理委員山口一男氏、土橋財産区管理委員田邊鉄郎氏、野内財産区管理委員小笠原稔氏、山谷久三郎氏、貝森秀雄氏は、去る6月24日、本日6月25日、来る6月26日及び6月29日をもってそれぞれ任期が満了し、または満了することになります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、清水財産区管理委員秋田市郎氏の後任には赤田雄樹氏が、深沢第二(川目平)財産区管理委員小泉才助氏の後任には小泉洋一郎氏が適任と認められますので、それぞれ選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
     なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。 29 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。 31 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第112号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論については通告がありませんでした。 33 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第112号については、これに同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。           ────────────────────────── 日程第21 議員提出議案第16号 青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について 35 ◯議長(渋谷勲君) 日程第21議員提出議案第16号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。39番大矢保議員。   〔議員大矢保君登壇〕 36 ◯39番(大矢保君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議員提出議案第16号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」、提出者を代表いたしまして御説明申し上げます。  長引く景気低迷のため、雇用情勢の悪化、特に夢を抱いて社会に旅立とうとした新規高卒者就職率は87%で、県内求人数は1989年以降初めて2000人を割り込んでいる状況にあります。また、有効求人倍率は全国では0.48倍、本市は0.31倍で非常に厳しく、生活保護世帯もこの1年で467世帯648人、保護費123億4000万円、実に17億4300万円の増を見ております。そして、経済の活性化を図るにしても、旧浪岡町との合併時、人口31万4786人が平成22年3月31日現在は30万4321人、この5年間で1万465人減少しており、単純にシミュレーションすると、2年後には30万人を割り込むことになるでありましょう。このような中、東北新幹線開業対策や都市基盤整備など多額の財政需要を抱えている中で、市税の伸び悩みや収益事業の売り上げの減により、財政の確保については非常に厳しい財政環境にあると認識せざるを得ません。そのような中、高齢化、少子化する社会において、自己決定、自己責任の原則のもとに、最少の経費で最大の効果を上げるべく、行政、議会、市民が一体となり、いつまでも住んでいたい青森市に変革するための施策に取り組みを始めなければなりません。  我々議会といたしましても、いかなる時代にあっても市民の付託にこたえることが市民の代表である議員の責務と責任であり、市民とともに考え、市民とともに歩み、社会、経済、産業、文化の流れの変化に対応でき得ることが議会政治の原点であります。議員みずからがその役割をより一層確認し、資質の向上に努めることは、さらなる議会の活性化につながるものと認識しております。  議員定数については、議会制度の根幹にかかわる問題であり、議員みずからがその責任に基づき議決機関としての意思を決定すべきものと考え、提案するに至ったものであります。  以上、提案に当たり趣旨を御説明申し上げましたが、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願い申し上げます。(拍手) 37 ◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  16番奈良岡隆議員。 38 ◯16番(奈良岡隆君) 市政会・無所属クラブの奈良岡隆です。  今回の議員定数削減案は、3月議会でも同じ議案が提案され、質疑、討論が行われました。会議録を何度も読み返しました。答弁の内容がわからない点が多々ありますので、今回質疑することにいたしました。本会議場でのこの質疑は、会議録としてずっと残ります。20年後、30年後、我々の後輩が読み、どのような質疑、討論が行われたのか、後世に耐え得る質疑をしたいと思いますので、答弁のほうもどうぞよろしくお願いいたします。  私は前回、無記名での投票でしたけれども、議員定数削減案には賛成いたしました。なぜ賛成したのかといいますと、市民がこの厳しい労働環境を強いられている中で、私たち議会がみずからの痛みを避けることは、市民に苦しい議案を提案し可決する場合に市民の理解を得られない、信頼を得られないと思っているからです。ただ、本来の議会のありようというのは、多様な意見を吸収するためには多くの議員が必要であると私は思っています。ただ、残念ながら、今の社会環境状況では、企業、社会がそれを受け入れる状況にないということで、次善の策として賛成せざるを得ないと思っているわけです。ただ、前回もそうですけれども、今回の提案理由を聞いても少しわからない点があるため、確認のためと今後のため、何点かお尋ねしたいと思います。  第1点は、前回の提案理由で、議会自体のあり方についても真摯に検討すべきだと述べています。まさか議員定数だけが検討事項ではないはずだと思います。そのほか検討すべき事項は何だと考えているのか。つまり、議会を活性化させるためには何を改革すべきだと考えているのか。  また前回、藤原議員の質問に対し、「中核市が1万人に1人といった形でやっていくのが私は以前から正しいと思っていますので、38人、それでも私ははっきり言って多いと思っています」と話しています。その考えは今も変わらないのか。それならばなぜ38人で提案したのか。  3つ目は、市議会の選挙は10月24日告示、31日投票と決まっています。選挙日程が決まっています。今、議員定数を削減するのは、試合が始まっているのにルールを変えるのと同じです。大矢議員はラグビー選手だったと聞いていますけれども、選挙日程が決まり、選挙まで4カ月と迫った今、なぜ3月議会で否決された議案を再び提案するのか。  つまり3点、定数削減のほか議会は何を改善すべきだと考えるのかが第1点、1万人に議員1人にすべきだとの考えは変わらないのかが第2点、選挙日程が決まってからの定数削減はルール違反ではないのかが第3点、以上お尋ねします。 39 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 40 ◯39番(大矢保君) 3点の奈良岡議員の質問だと思いますが、言ってみれば、議会は議員定数削減の議論だけでいいのかということですが、議員だけを削減するのが議会の変革だとは私は思っていません。いかにしてこの世の中に市民とともに向かい合って、そして市民の声、意見を聞きながら議会を改革して、どのようにして市民の要望にこたえていくかというのが私は議会の変革だと思っていますので、これからも皆さんとともに議会のありようを検討していきたいと思っています。  また、議会の中には議会運営委員会というものがあります。また、各派代表者会議もありますので、その中で議会のありようを今後とも継続的に変えていく。いいところは変えていかないし、悪いところは変えていくというような議会の対応をしていきたいと思っています。  それから、中核市は1万人に1人の議員だと、これには私の気持ちは変わりません。ですから、38人で議員削減を求めたんですけれども、本来であれば、私自身の考えでは35人が適当かなと思っています。30万人を割ったら実質的には30人か29人でいいのではないかというような話もしていますけれども、私の気持ちとしては1万人に1人の議員が妥当ではないかと思っています。  それから、試合が始まっているのに何で今ごろ議員を削減するんだということだと思いますが、3月に否決されました。でも、3月に否決されたときでも、6月にもう1回出そうという私の気持ちは変わりません。3月議会が終わってから、10月24日告示の10月31日選挙というのが決まったと私は記憶しております。ですから、議員削減をしても、やはり新人には大いに出ていただいて、この議会に清新な風を吹き込んでもらえれば、私はそれでいいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 41 ◯議長(渋谷勲君) 16番奈良岡隆議員。 42 ◯16番(奈良岡隆君) ちょっと私が聞いていることと違った答弁だったんですけれども、まず第1点目は、大矢議員が議会を活性化するためにはどうすればいいと考えるのかを聞いているわけで、議会の仕組みを聞いているわけではないですので、もう1度、大矢議員が議会改革をどのように考えているのかということを具体的にお示しいただければと思います。  それから、3点目の3月議会での提案は確かに選挙日程は決まっていませんでしたけれども、その後、選挙日程が決まって、今回同じような提案がされているわけですので、選挙日程が決まってから出された理由をもう1度。今回6月議会に提案されていることについて審議しているので、日程が決まって6月議会で今審議されているわけですから、そこのところです。  それから、よく私は、3月議会が終わってから、今回の議員定数削減案はパフォーマンスではないのかということをいろいろな人から言われました。私はできれば違うと思いたいと思っているので、もし10月に選挙で当選されたならば、今度はすぐ同じような議員定数削減案を議員の矜持として出すべきだと思いますけれども、そういうお考えはあるのか。  それから、もし仮に今回否決された場合は9月議会でも再度提案される考えがあるのか。  最後に、議員定数の削減を市民が支持する理由の一つとして、議会への不信という言葉がよく言われますけれども、議会不信を招いている理由は何だと大矢議員は考えられているのか、その4点をお尋ねします。 43 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 44 ◯39番(大矢保君) 4点と言いましたけれども、3点しか……。  議会の活性化ということは、個人的にはいろいろ、やはり自主性、主体性、そういうものを持って、議員というものは何かということをもう1度再認識していただいて、そしてまた、市民の代表だということで、報酬も税金で賄っているわけですので、自覚、認識、自主性、主体性を持って議員としての活動をしなければならないと私は思っています。具体策については、私も長年、議会運営委員会の委員をやってきましたので、35項目ぐらいありましたけれども、中身についてはこれから皆さんと協議して取り組んでいかなければならない項目がいっぱいありますので、これは当選してからでも皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。  次に、9月に再度提出するのかと言いましたけれども、私は、今回否決されたらまた9月にも出したい。人間としての一貫性を貫きたいと思っていますので、再度9月にも出すかもしれませんが、出さないかもしれませんけれども、出す予定でいます。  削減を市民がどのように考えているのか、議会に対しての不信とはどういうことかといいますけれども―パフォーマンスは後にしてください。不信は、やっぱり市民は結構見ているんです。報酬が高い割には、おまえたちは何をやっているんだというのはよく聞かれます。私は別に報酬が高いとは全然思っていませんけれども、市民に会うと、議員はいつまでたっても39名で何で41名にしなきゃいけないんだ、39名でも立派にやっていたのに、あと1人減らしたっていいのではないか、何でふやす必要があるのというような声が周りにはすごくあるんです。それで、経済が苦しい中で、議員はただただ主張ばかりするけれども、ある程度財政とかそういうことを考えて、議員みずからが削減してそれにこたえるべきではないのかという声がすごく多いんです。ですから、私は3月議会も6月議会も出しました。9月議会も出す予定ですので、パフォーマンスではないと私は認識しております。  改選したら改選した中でまた新しい会派もできるでしょうし、新人の議員さんも出てくるでしょうから、それはその状況を見て今後とも一応頭の中に入れて考えていきたいと思います。 45 ◯議長(渋谷勲君) 16番奈良岡隆議員。 46 ◯16番(奈良岡隆君) まず、先ほど、議員の役割はどういうことかを真摯に考えるということをお話しされましたけれども、選挙に出て議員になろうとする人間は、当然、議員の仕事、使命を考えた上で選挙に打って出て当選させていただくわけですから、それは議員としてはみんな思っていると思いますよ。今さらそういうことじゃなくて、私はもっと具体的に、提案者ですから、提案者として、大矢議員としてどういう考えを持たれているのかをお聞きしたかったのであります。  最後の質問ですので、具体的な話がなかったんですけれども、私としては、議会の活性化を求めての定数削減であれば、議会基本条例の設定にもきっと賛成されるはずだと思います。パフォーマンスでないというのであれば、真に議会の活性化を図るという強い思いを持っているのであれば、一緒に議会基本条例の制定にも取り組んでいただけると思っていますので、ぜひ一緒にやっていただきたい。議会基本条例の制定にも取り組んでいく考えがあるのか最後にお尋ねして終わります。 47 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 48 ◯39番(大矢保君) 今、行政のほうでは自治基本条例というのに取り組んでいますけれども、まだ中身はしっかりと認識はしていません。でも、一様に狭くなるのかなという感じがしないわけでもありませんので、議会の条例にしても、市民が幸せになるのであれば、私は今後とも真剣に取り組んでいきたいと思っていますので、御協力はいたしますので、よろしくお願いします。 49 ◯議長(渋谷勲君) 次に、33番鳴海強議員。 50 ◯33番(鳴海強君) 社民党の鳴海です。  それでは、定数削減の提案について何点か質問をしたいと思います。  今、奈良岡議員の質問の話を聞いていても、ちょっと的を射ない部分が若干ありました。率直に、提案理由は前回とそんなに内容が変わっていないと思っていました。一致するところはあるんですよ。確かに市の財政は厳しい、そのことは私も認識をしています。そういう部分について、これから税収をどう上げていくのかということは、行政だけに任せるということではなく、議会として何ができるのか、そういった観点も含めて考えていかなければいけない課題だと考えています。  そこでまず、日にちの関係でちょっとずれがあるかもしれませんけれども、私の調査したところによりますと、全国の中核市、平成21年12月1日現在、44市から40市になりました。40市の状況を見てみますと、来年改選期を迎える市が27市ございます。そのうちまず、議員定数削減について検討中が11市ございます。その中でも法定上限数を上回っている議会が、長崎市、高松市、豊田市といったぐあいに3市ございます。それで、前回、大矢議員はたしか尼崎市の例をとってお話ししましたけれども、尼崎市は、私の調べたところによりますと、ことしの2月に定数条例を改正されて、昨年6月に選挙が行われております。前回、大矢議員はたしか36名というお話をしましたけれども、私の調べたところでは、ここは現員の44名と変わりがないと考えています。この36名という根拠を大矢議員はどこから引っ張り出してきたのかもしわかれば、まずこの点を答えていただきたい。  もう1点は、今話したように、40市の中核市の現状そのものを踏まえて、青森市が旧浪岡町と合併して41名という定数から定数削減するとすれば、まず、浪岡地域のことも含めて、青森市全体、議会総体としてこのことを真剣に考えていかなければいけないと考えています。そのためには、まず、先ほど奈良岡議員が言ったように、今まさに自治基本条例がこれから策定されようとしています。私は、こういった時期に、奈良岡議員も述べましたけれども、議会として自治基本条例をつくるに当たって、できれば同時並行して特別委員会でも何でもいいんですが設置をしながら、議会の自治基本条例も同時につくっていく必要がある。議会基本条例をつくるということは、議会の責任が非常に重くなります。私は、そのことも含めて、市民全体で、議会も積極的に、自分の地域だけでなく、お互いに地域に入っていって議論して、その中で定数削減の問題も率直に市民から意見を聞く。それからでも私は遅くないと考えています。それは、10月の選挙をクリアしてから新しい議員の中でこの問題を真剣に早い時期に、さっき言ったように特別委員会も含めて立ち上げる中で議論していく。このことについて大矢議員の考え方をまず聞きたいと考えています。  とりあえずはここまで聞いておきます。 51 ◯議長(渋谷勲君) 答弁を求めます。39番大矢保議員。 52 ◯39番(大矢保君) 今、鳴海議員から提案理由が随分似通っているという話がありましたけれども、半分以上は私は違うことで書きましたので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、尼崎市が36人、確かに前回そう答えたような感じがしますが、それは、私は資料の中で人から仄聞して36人だと聞きました。実際は旭川市が法定定数が46人で条例定数が36人だということで記憶していたんですが、尼崎市のほうが先を行っているなと思いましたので、実際に調べないで先に例を挙げた事態は深くおわびを申し上げたいと思います。済みませんでした。  それから、旧浪岡町のことを考えて、議会基本条例、そういうのを点検しながら議員みずからが地域に入っていくべきだという考え方には私は大賛成です。今までそういうのがあったのかどうなのかは私は定かではありませんけれども、今そうやって聞かれればあれですが、皆さん議員をやっていますので、皆さんの偉大なる考え方をもって地域の住民とお話しして、そして議会で議論しながら、予算をつけていきながら、行政とも考えながらやってきたと私は認識しておりますので、私も地域に議員が行って話をするというのは賛成します。ですから、先ほど奈良岡議員にも言いましたが、議会基本条例については、今後、改選した後に一緒に考えていきたいと今は考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上だと思います。 53 ◯議長(渋谷勲君) 33番鳴海強議員。 54 ◯33番(鳴海強君) 今、大矢議員がくしくも言ったように、提案する側が、ちゃんと調査もしないで人から聞き伝えみたいな感じで、旭川市は確かに36人ですよ。そこを尼崎市と間違えて言うというのは、これは私は欠落していると思います。提案者がこういう間違えた提案をして、そういう答弁をするということは、私は削減する根拠が薄いと思います。やはり提案する以上きちんと事前の調査をしてやるべきだと、このことは強く指摘しておきます。  それと、私はさっき40市の状況を述べました。他の中核市と青森市の状況を私の調べた中で比較しますと、青森市の人口とやや似ている類似都市というのは、前回、藤原議員も言いましたけれども、盛岡市、それから久留米市、この両市は青森市より現在人口が少ない状態です。しかしながら、条例定数どおりちゃんと今も削減しないで42人で両市ともやっている。このことも含めて考えれば、先ほど提案理由の中で、前回も言っておりましたけれども、確かに人口は30万人を切る時期が来るかもしれません。それはそれで、ただ単に青森市だけが人口が減少しているわけではなくて、これは私は全国的な状況になっていくと思います。そういったときに、もう1回、全国の状況も照らし合わせながら再度議員定数について考えるべきだと思うんですけれども、まずそのことについてどう考えているのかお聞きしたいと思います。  それと、私も各派代表者会議の一員として、うちの会派では議論してはおりますけれども、率直に言って最終結論までは出していません。ただ、基本的には反対をするという方向で一致していますけれども、やはり私は率直に言って、各会派の皆さんが本当に各会派に持ち帰って定数削減の議論をしているのかどうか、まずはここが1つ。それと同時に並行して議論していかなければいけないのが議会運営委員会です。議会運営委員会で本当にこの定数削減問題が議論されているかというと、率直な話、私は余り聞いていません。中身を深めているような議論は聞いておりません。こういうことを含めて考えれば、率直に言って時期尚早だと私は考えます。  このことについて、先ほど奈良岡議員に、今の議会で否決されれば、また9月議会にも再度提案するという話をしていましたけれども、それはそれで、あなたの考えは、それで貫き通すのであれば貫き通して結構です。いずれにしても、そのことについても、市民の立場から先ほど言いましたけれども、私は逆に、議会内部で本当にこの議論を深めるということをまずやらないとだめだと思います。  そういう観点から考えますと、私は、今議会ではもちろんそうですし、9月議会に再度提案されても時期的には間に合わないと思います。先ほど大矢議員も奈良岡議員の質問に答えましたけれども、仮に新人で出る人のことを考えてみてください。確かに今の時点では何人出るかはわかりません。新人で出る人については、ある程度期間は保障してあげなければいけないと思います。市議会議員選挙に出るに当たっての心構え、自分は青森市政に対してどういう思いを持っているのかということも含めて、そういうPRする期間は保障してやらなければいけないと思います。だとすれば、新人議員にとっては最低でも1年は必要です。このことについてもどう考えているのかお伺いをしたいと思います。  まずはとりあえずここまで。 55 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 56 ◯39番(大矢保君) 再度の、盛岡市と久留米市を比較して削減するのはなぜかということですけれども、確かに盛岡市あたりは30万人を切って29万何千人ということになっています。それでも議員42人であります。それは知っていますが、盛岡市は盛岡市なりに、それぞれの事情があったり客観的な理由があろうかと私は思います。ですから、盛岡市は盛岡市の考え方であるし、久留米市は久留米市の考え方であるし、私は、青森市は青森市の経済のことを考えてしゃべっているのであって、他都市をまねしてまでそういう物事をやる事態は、私はちょっとおかしいのかなと思います。  それから、新人に対して保障しなければいけない。世の中、今、青森市内を新人はもう走りまくっていますよ。だから、何の保障かわからないですが、期間は1年以上なければ保障期間にならないとか、何年あればいいのか、何カ月あればいいのか、答弁をちょっとしにくいかもわかりませんが、私は3カ月でやりましたので、3カ月ぐらいあってもいいのかなというのが私の頭の中には入っています。  それから、時期尚早と言いますけれども、はっきり言って、やるべきことは早くやらなければいけないと私は思っているんです。反対する理由はいろいろあるかもわかりませんけれども、私から見たら、もっと青森市の経済を考えてほしいし、また、ただ自分の保身だけを考えているような考え方は捨てて、市民の代表でありますので、市民とともに歩む、そういう議員はやっぱり必要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 57 ◯議長(渋谷勲君) 33番鳴海強議員。 58 ◯33番(鳴海強君) 議論してもなかなかかみ合いませんから、これはしようがないんですけれども、今の答弁の中で、他都市は他都市の実情があると。そうは言っても、あくまでも定数を削減するということですから、他都市の状況は当然見なければいけないでしょう。それぞれ実情があるから勝手に決めればいいということではないはずです。そのために条例として提案をしているわけですから、条例というのはそれだけ重みがあるんです。このことをまずきちんと踏まえていただきたいと思います。  それから、新人議員に対する―確かに大矢議員がおっしゃるように、大矢議員は3カ月しかなかったと。それだけ大矢議員自体に実力があったから3カ月で当選できたんだと思いますけれども、必ずしも初めて出る人は、その期間だけではとてもじゃないけれども対応できるものではないですよ。期間の問題は恐らく結論が出ないと思いますので、おきます。  そこで、これ以上話をしても議論がかみ合わない部分がありますので、基本の話をして終わりたいと思いますが、まず、さっき1つ話したように、各派代表者会議及び議会運営委員会での議論を深めること。それと同時に、今市が考えている自治基本条例、このことと並行しながら、議会としての役割というのは自治基本条例の中にも必ず出てきますから、そのことがある以上、議会としての基本条例をつくる、そのために次の改選期以降に特別委員会なりを設置して、その議論を深めていく、その中に定数削減の問題も当然含めていく、そういうことについての考え方をまずお聞きしたいと思います。  あと、確かに大矢議員がおっしゃるように、率直に言って、私も余り言いたくはございませんけれども、青森市の財政が大変厳しいことは皆さんも御承知のとおりです。これは、仮に大矢議員が言うように定数を3名削減したって、財源的にそんなに大きい影響は与えません。私は、減らすことについてはだめだということを言っているんじゃない。減らすにしても、もっと議論を深めていく必要があるということを基本的に言っているわけです。財源の問題は、理事者と別途、議会は議会として、市が持っている提案された一般会計の中で効率的にどういう形で運営をしていけばいいのか、さらに、市民に対するサービスをどう向上させていくのか。こういった部分を含めて議会としてのチェック機能を果たしていかなければいけないわけですから、こういったことについても一応お伺いしておきたいと思います。  以上です。 59 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 60 ◯39番(大矢保君) 確かに私も、自治基本条例、議会基本条例というのは、これから勉強していくものですので、そういう機会があったらぜひ一緒に考えていきましょうということをさっきから申し上げているはずだと思います。人間、ダブルスタンダードというのがありますけれども、やはりそういう姿勢は正していかなければいけないのかなと、そのことに対しても反省はしています。  議員報酬についても出ました。議員報酬については私も余り大きい声で市民にしゃべりたくはないんですけれども、鳴海議員はそんなに報酬は高くないというような考えをお持ちかなと思いますが、1年間に1人幾らかかっているかということは聞いていますよね。大体1200万円ぐらい1議員にかかっているんです。3人だと3600万円、任期が4年だとすれば1億5000万円ぐらい浮くんです。1億5000万円あるということは、いろんな事業ができるんじゃないかなという発想でもありましたので、私は決して報酬が高いとは思っていませんと言いましたけれども、市民からはちょっと離れているのではないかなというような考えを持っています。 61 ◯議長(渋谷勲君) 次に、21番大沢研議員。 62 ◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。  大矢議員の提案説明を聞きましたが、前回とさして変わりないということです。特に議員の責務と責任ということを言われていましたけれども、そういう点では、議員の責務と責任をどのように考えているのかまずお伺いしたい。  そして、議員というのは、私が考えるには、やはり市民の皆さんの声を市政に反映していくということが1つ大きな責務としてあると思います。その点では、青森市は市町村合併を繰り返してきていますから、多くの地域から選出されて、地域の声をどんどん議会に反映する任務があると思います。とりわけ前回定数削減したとき、旧浪岡町との合併後の定数削減でしたけれども、この質疑の中で大矢議員の名言がありました。合併協定で定数を約束したけれども、その定数で選挙をやると約束した覚えはないという大変な詭弁を弄した説明でしたが、このことに対して大矢議員の反省はないでしょうか。これに対しては非常に批判がありました。合併の中身の問題を一度も選挙もしないで変えるわけですから、そういう点では、また浪岡地域の住民の皆さんからは裏切られたという意見が非常に強く出されていました。  もう1つ議員の果たす役割というのは、やっぱり行政のチェック機能を果たすということが議員の重要な任務としてあると思います。そういう点で、議員を減らすということは、それぞれ議員の皆さんのチェック機能が逆に弱められるということになるわけですから、議員を減らすことによって経費を削減して財源を生み出すということよりも、そのチェック機能が弱まることでかえってむだが出るのではないかと思いますが、その点についてもお尋ねしておきたいと思います。  以上です。 63 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 64 ◯39番(大矢保君) 議員の責務と責任ということでありますけれども、市政に民意を反映させるということ、そしてまた、その民意を再調整するということ、それから最後は行政のチェックをするということ、これが責務であろうと思うし、また、ある程度自覚しながら市民の声を確実に行政に届けるというのは、しっかりした責任を持って取り組んでいかなければならないのではないかと思っています。また、議員が少なくなればチェック機能が落ちるというような考え方には私はならないと思うんです。良識ある市民が優秀な議員を選んでもらえるのであれば、ますます議会が活性化するであろうし、いろんな議論が出てくると思いますので、私は低下は絶対にしないと思っています。  それから、旧浪岡町との合併のときの反省はあるのかということですが、今そういう言葉が私は記憶にございませんので、反省のしようもありません。 65 ◯議長(渋谷勲君) 21番大沢研議員。 66 ◯21番(大沢研君) 今、最後の、旧浪岡町との合併後の定数削減に関して大矢議員は記憶にないということを言っていますけれども、これは大変有名な言葉でしたよ。あなた、言った本人が忘れるわけがないじゃないですか。ちゃんと会議録にも残っていますので後で見てください。
     そこで、私が大変疑問に思うのは、経費を減らすのは日常的にもさまざま、私どももいろいろな会議でこれまでも何度か提案してきたんですが、例えば報酬、手当、海外旅費、政務調査費、出務手当、これらの削減や廃止に対して自民党会派は今まですごく消極的だったでしょう。これだって経費削減の大事なところですよ。それでいて議員の人数削減には非常に熱心だというところには非常に矛盾があるんじゃないかと思いますが、その点についてどう思いますか。  それから、先ほども市それぞれの実情があると言って、定数はそれぞれが考えればいいということを答弁していましたけれども、例えば、青森市の場合は東郡の町村との合併をかなり繰り返してきました。ですから、私は、そういう合併を繰り返してきた旧町村の地域からもできるだけ議員が出て、その地域の意見を反映すべきだと思うんです。つい最近では旧浪岡町と合併して、残念ながら現在2人しかいないわけです。議会を活性化する上で、各旧町村の地域からもどんどん議員を出すという点からも、議員定数削減というのは障害をつくり出すんじゃないかと思いますが、その点についてもお答えいただきたいと思います。 67 ◯議長(渋谷勲君) 39番大矢保議員。 68 ◯39番(大矢保君) 再々度ですが、経費を減らすのに自民党は議員の削減だけをやって消極的な考え方だということですが、それは各派代表者会議で皆さんで決めることであって、別に自民党が消極的だと私は思っていません。どれが多くてどれが少ないのかと大いに議論するのは私は賛成であります。また、海外視察とか、そういうのは私ははっきり言ってむだかなと思いつつありますので、その点もまた議論をしていきたいと思っています。  旧浪岡町の議員が今2人だという話ですが、合併のときに、旧浪岡町に何人ぐらい定数が必要ですかというお話まで進んでいて、人口で比べれば最低でも3人ぐらいは必要じゃないですかと合併協議会のときにお話ししました。そうしたら、旧浪岡町のほうから、いいんだよ、もう合併して対等合併なんだから、みんな一緒にやるべきじゃないかというような話が出て、それで統一して定数を決めて、旧浪岡町には特区を設けないということで選挙をやったはずだと私は記憶しております。  今、大沢議員が、地域から―合併を繰り返して、昭和37年ぐらいに旧野内村と合併して最後だったと思いますけれども、当初は地域の中から議員が出てという話はあったと思いますけれども、今は交通の便とかもかなりよくなって、どこにでも出かけられるようになったということもあるし、また、さっき奈良岡議員が言いました議会基本条例という中で、どしどし議員が地域に出ていくということであれば、そういうのは解消されるのではないかと今から思っておりますので、よろしくお願いします。 69 ◯議長(渋谷勲君) 21番大沢研議員。 70 ◯21番(大沢研君) 私はやはり、議員がそれぞれの役割を果たすという点でも、議員定数をどんどん減らすという考え方には反対です。もう既に合併後1度削減をしているわけですから、行政のチェック機能、地域住民の声を反映すること、そういう点から見れば、議員定数をこれ以上減らすということでは十分な議員の責務が果たせないと思いますので、その点を強調して私の質問を終わりたいと思います。 71 ◯議長(渋谷勲君) これにて質疑を終結いたします。 72 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番村川みどり議員。   〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 74 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。  議員提出議案第16号「青森市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」に反対の立場から討論を行います。  地方自治法第91条第2項が定める青森市の法定上限は46人となっています。現在は既に5人も少なく、さらに3人も減らすことになれば、東北県都では1番の削減数となり、県内各市では黒石市に次いで2番目の削減数です。中核市40市の中で8人以上削減しているのは2割にすぎません。人口1万人に1人というのも、法的根拠も科学的根拠もありません。市民には多様な意見があり、さまざまな要望があります。合併された浪岡では、旧浪岡町在住の議員が2人になってしまい、ますます地域の声を隅々から酌み上げることが大事となっています。市議会は、本来、市民の声をできる限り反映することが議会制民主主義の基本です。定数削減では市民の声が届きにくくなるとともに、市民の政治参加を狭めることになります。  地方自治体は、執行機関である首長と議事機関である議会という、ともに住民の直接選挙で選ばれた機関で構成されています。議員の役割とは、1つに、一人一人の議員を通じて執行部に対し住民の要求を伝える役割、2つに、地方自治体という団体意思の決定を行う議事機関としての役割、3つに、執行部に対する監視機能としての役割があります。2006年2月に発表された全国市議会議長会・都市行政問題研究会の「分権時代における市議会のあり方」に関する調査研究報告書では、議会の役割として、政策提言や監視機能を十分に果たすためには、相応の議員定数が不可欠である。単に議員定数を減らしているのみでは議会改革たり得ず、削減ありきの議論ばかりでは、議会制民主主義の成熟にはつながらないとしています。同年3月に都道府県議会制度研究会の報告でも、議会は地域における政治の機関であり、行政体制の一部ではない。議員定数の問題は、単に行政の簡素合理化と同じ観点から論ずる問題ではないとして、議員定数は議会の審議能力、住民意思の適正な反映を確保することを基本とすべきであり、議会の役割がますます重要になっている現状においては、単純な一律削減論は適当でない。競って定数削減を行うことは、地方における少数の意見を排除することになりかねないと定数削減に異を挟んでいます。このように、地方分権時代において議会に求められていることは、議員定数の機械的な削減ではなく、住民の多様なニーズや意思を正確に反映できるだけの議員数であり、議会、議員の本来の役割が発揮できるよう質的向上を図ることです。  第1回定例会での定数削減条例改正の提出理由は、雇用情勢の悪化と長引く景気低迷で財源の確保が厳しく、議会も行政と市民と一体となって変革が求められているとしています。しかし、これほどまでに市民の暮らしを疲弊させ、社会保障を削減し、構造改革路線を推進してきたのは旧自公政権です。定数削減すれば雇用情勢が改善するのでしょうか。景気がよくなるとでも言うのでしょうか。経費削減を主張するのであれば、議員報酬の削減や費用弁償の廃止、議員の海外視察の見直しなど、こうしたところにメスを入れることこそ必要ではないでしょうか。また、今必要なのは、議会の中身の見直しです。条例提出権の行使や議会の活力を高め、住民参加、情報公開を加速し、議会への信頼回復を図ることです。市民の中に、議員が多過ぎるという声があるとすれば、市議会、議員の質が問われているのであり、今必要なのは、単純な定数削減ではなく、議会、議員に対する不信感を取り除くための議会改革をさらに前に進めることです。  議会はどうあるべきかという全体像の議論抜きの議会改革と無縁な議員定数削減は、民意を削り、市民の参政権を削り、議会制民主主義の拡充に反するものであり、認めることはできません。  以上申し上げ、反対討論といたします。ありがとうございました。(拍手) 75 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第16号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第16号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 76 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第22 議員提出議案第17号 森林・林業再生プランの実現に向けた関連施策を求める意見書 ~ 日程第24 議員提出議案第19号 細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を国                で実施することを求める意見書 77 ◯議長(渋谷勲君) 日程第22議員提出議案第17号「森林・林業再生プランの実現に向けた関連施策を求める意見書」から日程第24議員提出議案第19号「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化等を国で実施することを求める意見書」までの計3件を一括議題といたします。 78 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第17号から議員提出議案第19号までの計3件については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第17号から議員提出議案第19号までの計3件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については原案のとおり可決されました。           ────────────────────────── 日程第25 議員提出議案第20号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書 82 ◯議長(渋谷勲君) 日程第25議員提出議案第20号「EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書」を議題といたします。 83 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第20号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 86 ◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第20号「EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。  この20年間、WTO農業協定を絶対化した政府によって、輸入自由化や農業構造改革が押しつけられ、農産物価格の暴落で農家経営が圧迫されてきました。また、残留農薬基準が大幅に緩和されたもとでの輸入農産物の激増によって、食料自給率の低下とともに、食の安全が大きく脅かされてきました。こうした中で、自公政権がEPA(経済連携協定)戦略を打ち出し、メキシコ、タイ、フィリピンなどとの協定が結ばれ、オーストラリア、インドとの交渉を行い、政権交代した鳩山政権も交渉を継続していました。日本とオーストラリアの間でEPAが結ばれると、関税ゼロでオーストラリアの牛肉、乳製品、小麦、砂糖が輸入されることになり、特に主産地の北海道は壊滅的な影響を受けることになります。  普天間と政治と金の問題で、国民的な失望と怒りの前に政権を投げ出した鳩山首相は、農産物の輸入自由化の問題で、辞任のどさくさに紛れるように辞任3日前に行った日中韓首脳会談と辞任前日に行った閣僚懇談会で、日韓EPAの早期交渉再開、インドなどとのEPA交渉の推進、日中韓FTA(自由貿易協定)産官学共同研究への積極的参画、FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)、要するに日本がFTA、EPAを結んでいない主な国、アメリカ、中国、オーストラリア、カナダ、韓国など、東南アジア・太平洋レベルでのFTAを結ぶ、しかも質の高い経済連携という言い方で、日本の都合で農産物に配慮するなどということもしないという危険な置き土産を置いて辞任したのです。  農産物輸出国のねらいは関税の撤廃であり、一たん交渉が始まれば、取り返しのつかない事態を招くことは避けられません。このような自由化を進めれば、日本農業は壊滅的な状況に陥ることは必至です。農林水産省は、オーストラリアとのFTAが結ばれれば、全国の小麦と砂糖生産は壊滅し、牛肉、乳製品生産は半減すると試算しています。また、衆参両院の農林水産委員会は、06年12月に、重要品目が除外されない場合は交渉中断も含め厳しい判断をもって臨むことを政府に要求するという異例の決議を民主党も含めて満場一致で採択したほどです。  しかし、菅直人新政権は、オーストラリア、韓国、ヨーロッパ連合(EU)とのFTA交渉を2013年までに妥結させる方針を固めたと報道されています。国際的な食糧危機の中で、食糧を外国に依存する農業政策をやめて、食料自給率の引き上げこそが急がれているのではないでしょうか。そして、今では94%に達している、外国産より高くても安全な国内産をという国民の声にこたえる農業政策こそ求められているのではないでしょうか。  以上を申し上げ、議員各位の御賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。(拍手) 87 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第20号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 89 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第26 議員提出議案第21号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書 90 ◯議長(渋谷勲君) 日程第26議員提出議案第21号「備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書」を議題といたします。 91 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第21号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  11番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手) 94 ◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。  議員提出議案第21号「備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。  民主党政権が目玉とする戸別所得補償は、当初の期待と異なり、農家や関係者の間に戸惑いや不信感を広げています。今年度、水田だけを先行させたモデル事業がスタートする中で、生産の現場には大きな問題が噴き出しています。1つは、所得補償の水準が低過ぎ、米価の暴落を放置しているために、問題解決の展望が見えないことです。所得補償の金額の根拠となっている標準的な生産費を1俵当たり1万3703円としていますが、この額は農林水産省自身が公表している米の生産費1俵1万6497円より大幅に低く、補償が全く不十分です。加えて米価がどんどん下がった場合、追加補てんの基準となる標準販売価格も下がり、十分な補てんにならないという不安も出されています。しかも、補償額が全国一律であるために、生産費の高い地方などでは赤字の一部を補てんするにとどまり、稲作経営の困難を解消することができません。
     しかも、民主党政権は、米価を支えるための政府買い入れはしないと一貫して主張し、現実に進んでいる09年度米の暴落を放置してきました。買い入れ自体には応じたものの、買い入れ価格を低く抑えました。さらに、豊作の際の過剰米処理の仕組みを廃止するなど、米価の下落を促進する役割さえ果たしています。農家が所得補償される分、安くさせてもらうと、各地で米卸業者などによる新たな買いたたきも広がっています。暴落を野放しにしたまま所得補償でカバーしようとすれば、補償に必要な予算が限りなく膨れ上がり、制度の破綻は必至です。  したがって、米戸別所得補償モデル事業の円滑な運営にとっても、米の再生産や食料自給率を向上させるためにも、下落した米価を回復させ、価格の安定を支えることは緊急の課題になっています。米の市場価格の安定に政府が責任を果たすことが必要です。米の生産調整に政府が一定の役割を果たすとともに、豊作や消費減などによる余剰米が発生した場合、政府買い入れをふやすことによって需給調整を図るべきです。当面、09年度産米の暴落を回避するため、市場にだぶついている30万トン以上を適正な価格で緊急に買い取るとともに、大手流通企業による買いたたきなどを規制するルールを確立することが極めて必要です。  以上申し上げて賛成討論といたします。(拍手) 95 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 97 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。  この際、暫時休憩いたします。   午前11時47分休憩           ──────────────────────────   午後1時開議 98 ◯議長(渋谷勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────── 日程第27 議員提出議案第22号 沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書 99 ◯議長(渋谷勲君) 日程第27議員提出議案第22号「沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書」を議題といたします。 100 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第22号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  1番村川みどり議員。   〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 103 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。  議員提出議案第22号「沖縄普天間基地の無条件撤去を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  鳩山前首相は、アメリカ軍の普天間飛行場を直ちに撤去し、沖縄県に新しい基地をつくらせないという沖縄県民の総意と多くの日本国民の願いを踏みにじり、公約に反して日米共同声明の中に移設先として辺野古という地名を書き込みました。そのことに対する沖縄県民と日本国民の怒りの大きさによって、鳩山政権は退陣に追い込まれました。日米合意は、沖縄県民が普天間基地の即時閉鎖、返還を要求し、県内移設反対の意思を繰り返し突きつけているのに、その意思を踏みにじって名護市辺野古に新基地をつくって県内移設を強行し、訓練移転の名で鹿児島県徳之島や全国に分散するものであり、被害を拡散する最悪の取り決めです。  沖縄県民は、4月の県民大会に、県知事や41自治体首長を初め9万人もが参加し、文字通り島ぐるみで県内移設反対の意思を示してきました。日米合意の後もその意思は全く揺るがず、地元紙などの調査でも84%が県内移設に反対しています。菅首相が日米合意を踏まえると繰り返し、県内移設を押しつけようとしても、県民の合意が得られるはずがありません。菅政権になって重大なのは、首相や閣僚が、県民の合意を得られなくても日米合意をごり押しする姿勢をむき出しにしていることです。首相は、誠心誠意説明し理解を求めていくとはいうものの、県民の合意を得ることを前提にしていません。岡田外相や北沢防衛相は、日米合意で8月までに決めることになっている基地の配置や工法について、沖縄県の合意を求めなければならないものではないと言っています。  そもそも普天間基地を初めとした沖縄県の多くの米軍基地には、太平洋戦争末期に米軍が沖縄県を占領した際、住民を収容所に囲い込んで土地を奪って建設し、その後、返還を求めた住民をさらにけん銃とブルドーザーで押しのけて拡張されてきたという歴史があります。この米軍の土地強奪は戦時国際法にも違反した暴挙であり、土地を不当に奪われた沖縄県民が返還を求めるのは当然の権利、当然の要求です。民有地を無法に強奪され、戦後65年にわたる基地の重圧、繰り返されてきた痛ましい事故や事件など、忍耐の限界を超えている歴史の蓄積があります。それが今、抑えようもなく噴き出しています。県内移設の方針は県民の総意に背き、県民の合意が得られることは絶対にあり得ない方針です。普天間問題の解決の道は、日米合意を白紙撤回し、移設条件なしの撤去、無条件撤去を求めてアメリカと本腰を入れて交渉を始めることしかありません。  議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論といたします。(拍手) 104 ◯議長(渋谷勲君) 次に、23番三上武志議員。   〔議員三上武志君登壇〕(拍手) 105 ◯23番(三上武志君) 社会民主党の三上武志でございます。  私は、同意見書に賛成の立場から、以下、討論に参加したいと思います。村川議員との重複をできるだけ避けてまとめたつもりでございます。多少長いんですが、我慢してください。  沖縄県での本土決戦、米国による占領支配、そして日本全体の75%にも及ぶ基地機能の押しつけと、沖縄県民は長年苦悩し続けてきました。この苦悩を理解し、その解決に努めることは日本の責務であり、鳩山連立内閣に課せられた最大の役割の一つであります。しかし、できれば国外へ、最低でも県外へという鳩山前首相自身の約束はみずからによってほごにされ、もとの辺野古案に逆戻りしてしまいました。日米関係の見直しを掲げ、日米間の対等な関係を目指すとした鳩山内閣が、なぜそこに大胆に切り込むことができなかったのか。そこには幾つかの理由があると思っております。  第1は、海兵隊の抑止力論への屈服であります。鳩山前首相は、いろいろと、そして深く学べば学ぶほど、海兵隊の役割、抑止力が日本にとって重要であることがわかったと、恥をも知らずに言ってのけました。官僚支配排除であったはずの民主党が、結局は官僚のシナリオ、主張に動かされたと言わざるを得ないと思っております。そもそも海兵隊は、世界で起こっている米国の戦争、紛争等への支援のために、いつでもどこへでも出撃をするまさに突撃隊、殴り込み部隊であって、日本にとどまって日本国内の治安維持のために存在する部隊ではありません。世界の中で海兵隊を抑止力で考えているのは日本の政治家と官僚だけであり、笑い話の一つとして語られているということを知らなければならないと思います。  第2は、今回の普天間基地返還問題を含め、日米の関係が安保条約の取り決めと違うところで進められている問題であります。沖縄県が復帰前と何ら変わらない軍事的重圧にさらされる一方で、あるときを境に日米同盟というものが大手を振ってひとり歩きをするようになってしまいました。2005年10月29日、日米両国間でまとめられた「日米同盟:未来のための変革と再編」の中に、日米同盟という概念、規定が新たに明記され、それが今ひとり歩きを始めたのであります。日米同盟関係が大事というたった一言でこのことが正当化され、安保条約すら棚上げにされているのが現実であります。そもそも日米同盟は条約ではありません。つまり、条約でもない単なる共同声明、共同宣言で重要事項が決められ、国会の承認の必要もない超法規的なやり方が今も残念ながらまかり通っているのであります。私は、新政権、おまえもかとの思いであります。  安保改定から50年、戦後65年もの時間が経過した今日もなお、これだけの軍事基地を押しつけられている国はほかにはありません。米軍基地の存在は、日本の防衛どころかアジアの平和を脅かす元凶となっているのであり、今求められているのは基地の縮小、返還であります。米国は、みずからの方針として普天間基地を2014年までにグアムへ移設することを決めました。だから、その移設によって辺野古への新基地建設があるわけではなく、あくまで米国が自由に使える新基地が欲しいという勝手な彼らの願いに便宜を日本が図っているだけのことであります。新基地が必要な根拠は全くありません。  我々が今なすべきことは、何よりもまず、普天間基地の全面返還を米国の責任において速やかに実現させること、そして、日米の従属的軍事同盟関係を改め、対等で平和的な日米関係を構築することであります。どうか沖縄県民の悲願であります普天間基地の無条件撤去を求める当意見書に御賛同を賜りますようにお願い申し上げまして、賛成討論を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手) 106 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 108 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第28 議員提出議案第23号 後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書 109 ◯議長(渋谷勲君) 日程第28議員提出議案第23号「後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書」を議題といたします。 110 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第23号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  11番藤原浩平議員。   〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手) 113 ◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。  議員提出議案第23号「後期高齢者医療制度の即時廃止等を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  自公政権が08年4月実施を強行した後期高齢者医療制度に全国の高齢者が不満を募らせ、怒りの声を上げました。75歳という年齢を重ねただけで、今まで入っていた国保や健保から追い出されるという差別医療は世界に例がありません。しかも、年金から天引きで、2年ごとに際限なく保険料が引き上げられ、受けられる医療内容も別立てで制限されました。怒りの声は全国を席巻しました。これを背景に、民主党、日本共産党、社民党、国民新党の4党が後期高齢者医療制度即時廃止法案として08年6月に参議院に提出し、可決されました。  昨年8月の総選挙でもこの問題が争点の一つになり、民主党も後期高齢者医療制度の速やかな撤廃を公約にしました。ところが、民主党政権は、新しい制度をつくる4年先まで撤廃を先送りにするという方針に転換しました。この公約違反に対して多くの怒りが広がりました。4年も待てないという強い怒りであります。しかも、総選挙後、公約した国としての保険料の負担軽減策を実行しないことにしました。このため多くの都道府県でこの4月からの保険料が値上げになるという事態も、怒りに火を注いでいます。それに加えて、最近明らかになりつつあるのが、4年後につくるという新しい制度とは何かという問題です。この間、厚生労働省の試案が報じられ、怒りの波紋が広がっています。その試案とは、65歳以上の高齢者を国保に加入させた上で、現役世代とは別勘定にするという制度であります。別勘定というところが重大です。国民が後期高齢者医療制度に激しく反対した最大の理由は、75歳以上を別勘定にして差別医療を強いることにありました。高齢者だけを別勘定にすれば、際限のない負担増は避けられない。これがうば捨て山という批判になって広がったのであります。ところが、75歳を65歳にして別勘定にするということが新しい制度の素案として出されています。これは、高齢者を差別するうば捨て山の拡大ではありませんか。4年待たされたあげく、うば捨て山の入山年齢を10歳前倒しさせられることになったら、二重三重に許すわけにはいきません。こんなとんでもない試案が出てきているもとで、後期高齢者医療制度の即時廃止をすることは、いよいよ急務となっているのであります。  以上、本意見書に対する賛成討論といたします。(拍手) 114 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 116 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第29 議員提出議案第24号 アメリカ産牛肉の輸入制限撤廃、緩和に反対する意見書 117 ◯議長(渋谷勲君) 日程第29議員提出議案第24号「アメリカ産牛肉の輸入制限撤廃、緩和に反対する意見書」を議題といたします。 118 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第24号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  1番村川みどり議員。    〔議員村川みどり君登壇〕(拍手) 121 ◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。
     議員提出議案第24号「アメリカ産牛肉の輸入制限撤廃、緩和に反対する意見書」に賛成の立場から討論を行います。  アメリカ政府は、20カ月齢以下に限って輸入基準を撤廃するよう日本政府に圧力をかけています。そもそもアメリカ産牛肉の輸入制限の原因はアメリカにあります。2003年12月にBSE感染牛が発見され、対策の不十分さが指摘されました。05年12月の輸入再開に当たり、BSE病原体が蓄積しやすい危険部位の除去とともに、20カ月齢以下の若い牛に限るという条件が日米で合意されました。しかし、輸入再開直後の06年1月、危険部位の混入が起こり、再び輸入は停止されています。半年後に再開してからも、条件に合致しない牛タンが持ち込まれるなど3回も違反が繰り返されています。月齢制限の撤廃の圧力は、安全な牛肉を安心して食べたいという国民の願いに逆行するものです。国内では、これまで食肉処理場でのBSE全頭検査体制を維持するために、すべての都道府県で自主的に20カ月齢以下の牛の検査を行い、国庫補助の対象となっていましたが、08年で廃止となってしまいました。全頭検査は、日本でBSEが初めて発見された直後の2001年10月から国の制度として実施されましたが、アメリカの圧力に屈して、20カ月齢以下の検査を行わないこと、また、BSE検査なしのアメリカ産牛肉を輸入するために国産牛の検査も緩和しました。  BSEの全頭検査体制は、日本の牛肉に対する国民の信頼を支える柱です。検査を続ける中で、当初予想できなかった若い牛の感染牛を発見することができ、科学的な成果も上げています。全頭検査の否定は、国民の食の安全確保も覆すものです。国民の食の安全よりもアメリカの顔色をうかがって卑屈な態度をとればとるほど、アメリカのBSE対策後退を招くのではないでしょうか。国民の皆さんの願いは、日本と世界でのBSE根絶です。そのためのBSE対策の強化です。日本でとっている全頭検査や危険部位の除去を初めとするBSE対策をアメリカに要求していくことが、食の安全の向上につながると考えます。アメリカ政府の圧力で国内のBSE対策が後退することがないよう強く求めるものです。  以上申し上げ、賛成討論とします。(拍手) 122 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第24号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第24号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 124 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第30 議員提出議案第25号 治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書 125 ◯議長(渋谷勲君) 日程第30議員提出議案第25号「治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書」を議題といたします。 126 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第25号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  21番大沢研議員。   〔議員大沢研君登壇〕(拍手) 129 ◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。  議員提出議案第25号「治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  1925年施行の治安維持法は、太平洋戦争の敗戦後の45年10月に廃止されるまで、国民を侵略戦争に駆り立てるため、国民を黙らせ、一切の自由を剥奪する人道に反する弾圧法として猛威を振るいました。侵略戦争に反対し、民主主義を求めた人たちを、国体に反するとして特高警察によって逮捕投獄しました。「蟹工船」の作者で有名な小林多喜二を初め、拷問で虐殺されたり獄死したりした人が194人、獄中で病死した人が1503人、逮捕された人は数十万人に及びます。二、三年前、山田洋次監督、吉永小百合主演で治安維持法犠牲者の受難の生活を描いた映画「母べえ」が国民的話題になりました。この法律は思想そのものを犯罪とし、天皇制を変えて国民主権の政治を願った日本共産党員には最高死刑という重罰を科すものでした。また、活動に少しでも協力すれば犯罪とされ、宗教者や自由主義者も弾圧の対象とされました。戦後、当然にこの法律は廃止されました。しかし、治安維持法で弾圧された犠牲者に対しては、将来に向かってその刑の言い渡しを受けなかったものとみなすとされただけで、何の謝罪も損害賠償もされませんでした。一方、拷問、虐殺に直接、間接に加わった特高たちは何の罪にも問われませんでした。  ドイツやイタリアでは、第二次大戦時のナチス政権下の犠牲者や反ファシスト政治犯犠牲者に対しての国家賠償をいち早く実施しています。アメリカ、カナダでは日系米人強制収容所犠牲者に対し、スペインでは2007年、フランコ政権時代の弾圧犠牲者に対し、それぞれ本人及び遺族に国として謝罪と賠償をしています。戦争犠牲者に対する戦後補償は国際社会の常識です。日本弁護士連合会も、公式に謝罪をし肉体的、精神的被害に関する補償を含めた慰謝の措置をとることが、侵害された人権の回復措置として必要不可欠であると勧告しています。既にこの意見書を採択した自治体は全国で350を超えています。青森市とツインシティを結んでいる函館市でも、昨年の9月議会で、日本共産党、民主・市民ネット、公明党、無所属の賛成多数で採択しました。こうした動きに照らしても、日本政府は治安維持法犠牲者に対し一日も早く賠償を行うべきではないでしょうか。  議員各位の御賛同を呼びかけて、賛成討論といたします。(拍手) 130 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 132 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第31 議員提出議案第26号 国民健康保険の国庫負担をふやし、国民皆保険制度を守ることを求め                る意見書 133 ◯議長(渋谷勲君) 日程第31議員提出議案第26号「国民健康保険の国庫負担をふやし、国民皆保険制度を守ることを求める意見書」を議題といたします。 134 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  21番大沢研議員。   〔議員大沢研君登壇〕(拍手) 137 ◯21番(大沢研君) 再び日本共産党の大沢研です。  議員提出議案第26号「国民健康保険の国庫負担をふやし、国民皆保険制度を守ることを求める意見書」に賛成の討論を行います。  国民健康保険は、厚生労働省の資料によると、国民の約4割が加入する最大の医療保険であります。被用者保険の加入者も、いずれ退職したときには国保に加入しなければなりません。いわばだれもが国保加入者となる可能性があるのではないでしょうか。かつては農業者、自営業者の保険と言われましたが、今では無職者が5割を超え6割に近づいています。国保加入者は低所得者が圧倒的に多く、厚生労働省によると、05年度の全世帯の平均所得は465万8000円に対して、国保加入世帯の平均所得は168万7000円で3分の1の所得しかありません。平均所得に占める保険料の負担率は国保が8.67%、旧政府管掌健康保険が4.10%、組合健保が3.27%と、国保は他の保険の倍以上の負担を強いられています。05年度の国保中央会調べでも、年収300万円で4人家族のモデル世帯の平均保険料は、健康保険世帯では8万円から14万円、それに比べ国保世帯では20万円から32万円となっており、国保世帯の負担がいかに重いかがわかると思います。高い国保税を払った上に、医者にかかると3割も自己負担しなければなりません。このように、もともと低所得者が多く企業負担もない保険ですから、国の負担なくして運営できるわけがありません。  ところが、国は、1984年の国保法改悪で国保の医療費分への国庫負担を45%から38.5%へ引き下げ、その後も国庫負担の引き下げが繰り返されました。その結果、市町村国保の総収入に占める国庫負担の割合は、84年の約50%から07年度は25%まで減らされ続けてきました。この23年間で半分に減らされてしまったのです。その一方で、国保税の負担は、1人当たり84年で約3万9000円が07年では8万4367円と2倍以上にもなっています。こうして国保税がどんどん高くなり、滞納世帯は加入者の2割を超え、滞納を理由に正規の保険証を取り上げられた資格証明書世帯は全国で31万世帯にも上ります。資格証明書、無保険のため受診がおくれ命を落とす事例が全国で続発しています。まさに国民皆保険制度の崩壊と言わなければなりません。しかも、最近は非正規労働者の解雇、雇いどめなどにより無保険の世帯がふえ続けています。国保税が余りにも高過ぎるのが要因になっていると思われます。  こうした事態を引き起こした原因は、市町村国保に対する国庫負担を削減して、財政難にさせ、国保税を値上げし、滞納者をふやすという悪循環に陥れ、さらに、滞納者への資格証明書発行を義務づけた国に責任があると言わなければなりません。少なくても国庫負担を1984年以前に戻し、国保税の負担を軽くし、資格証明書の義務化をやめ、かつてのように、保険証1枚でいつでもどこでも医者にかかれる社会保障制度としての国保にしていくことが必要であります。  以上申し上げまして、私の賛成討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) 138 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 140 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第32 議員提出議案第27号 生活保護の老齢加算復活を求める意見書 141 ◯議長(渋谷勲君) 日程第32議員提出議案第27号「生活保護の老齢加算復活を求める意見書」を議題といたします。 142 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第27号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  2番舘田瑠美子議員。   〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手) 145 ◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。  議員提出議案第27号「生活保護の老齢加算復活を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。  政府・厚生労働省は、70歳以上の生活保護受給者に支給されていた老齢加算を2004年度から段階的な廃止を進め、06年度には廃止してしまいました。毎月の収入が2割近く減らされ、食事を1日2回にせざるを得ないなど、深刻な事態が広がっています。高齢者は、生きがいとあすへの生きる意欲を奪われ、孤独死を招きかねない状態に追い込まれています。老齢加算の廃止は健康で文化的な最低限度の生活を保障した憲法第25条に違反するとして、老齢加算の復活を求め、全国8カ所の裁判所に約100名の高齢者が裁判を起こしました。生存権裁判と呼ばれています。07年4月に提訴した青森生存権裁判は4年目を迎えています。  6月14日、原告が初の勝利判決を福岡高裁でかち取りました。福岡高裁の古賀裁判長は、保護基準の改定は厚生労働大臣の裁量にゆだねられているとした上で、厚生労働省内での加算廃止の経緯を検討。専門委員会が見直しに当たって考慮すべきだと、高齢者世帯の最低生活水準の維持や激変緩和措置などについて十分考慮しておらず、裁量権の逸脱、乱用に当たると指摘しました。判決は、正当な理由がない限り保護基準の切り下げをしてはならないという不利益変更の禁止を定めた生活保護法第56条に違反し、違法だと明確に認定したものです。老齢加算の減額、廃止は基本的人権を侵害しているとした画期的な判決でした。国は、今回の判決を真摯に受けとめて、生活保護の老齢加算を速やかに復活すべきです。  以上を申し上げ、議員各位の賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。(拍手) 146 ◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議員提出議案第27号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第27号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立
    148 ◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。           ────────────────────────── 日程第33 議員提出議案第28号 米の戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書 149 ◯議長(渋谷勲君) 日程第33議員提出議案第28号「米の戸別所得補償対策等の見直しを求める意見書」を議題といたします。 150 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第28号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第28号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  議員提出議案第28号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 154 ◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。           ────────────────────────── 日程第34 議員提出議案第29号 未就職新卒者の支援策実施を求める意見書 155 ◯議長(渋谷勲君) 日程第34議員提出議案第29号「未就職新卒者の支援策実施を求める意見書」を議題といたします。 156 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第29号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第29号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。           ────────────────────────── 日程第35 議員提出議案第30号 小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書 160 ◯議長(渋谷勲君) 日程第35議員提出議案第30号「小規模グループホームの防火体制強化を求める意見書」を議題といたします。 161 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第30号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 162 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第30号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。           ────────────────────────── 日程第36 議員提出議案第31号 発達障害やその他文字を認識することに困難のある児童生徒のための                マルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書 165 ◯議長(渋谷勲君) 日程第36議員提出議案第31号「発達障害やその他文字を認識することに困難のある児童生徒のためのマルチメディアデイジー教科書の普及促進を求める意見書」を議題といたします。 166 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第31号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第31号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。           ────────────────────────── 日程第37 議員提出議案第32号 機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書 170 ◯議長(渋谷勲君) 日程第37議員提出議案第32号「機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書」を議題といたします。 171 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第32号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  御質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。  討論については通告がありませんでした。  これより採決いたします。  議員提出議案第32号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 174 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。           ────────────────────────── 日程第38 議員派遣について 175 ◯議長(渋谷勲君) 日程第38「議員派遣について」を議題といたします。 176 ◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。  本件については、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 177 ◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。           ────────────────────────── 178 ◯議長(渋谷勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。           ──────────────────────────
     閉 会 179 ◯議長(渋谷勲君) これにて平成22年第2回青森市議会定例会を閉会いたします。   午後1時50分閉会 TOP▲ ©2005Aomori City Assembly. All Rights Reserved. 青森市議会ホームページ │ 青森市ホームページ...